前回ご紹介したカフェでは、訪れたタイミングでちょうど地元のアートフェスティバルを開催中でした。なんと大好きなアーティストの展示が!

美味しそうなトーストの油絵が飾られた店内。フェスの期間中は、隣のKANEL BREADでも展示がされていました。

アーティストの名前は今井麗(うらら)さん。出会いは、写真家・植本一子さんの著書の装画でした。

育児、母娘関係、夫婦生活、恋愛などが赤裸裸に綴られた写真家・植本一子さんによる一大叙情詩。叶わない、適わない……どちらの意味も含まれているであろうコチラの一冊。とにもかくにも、こちらを読んだ瞬間、植本さんの正直さと日常を綴る圧倒的筆力に衝撃を受けました。「かなわない

そこからinstagramを拝見すると……食卓を中心とした日常の風景の作品群、とりわけバターや卵、ベーコンなどをのせたトーストに釘付け! 正確無比な模写なわけではないのに、なんと言うのでしょうか、自分の中にあるイメージとはピッタリと合致する。美味しい記憶と合致するというのでしょうか!?

今井さんのインタビューを読むと、「バターも油だから、油絵の具とすごく相性がいい」のだそうで……なるほど!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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今井さんのトースト作品群が飾られた空間で、あんバター・トーストをいただけるなんて! 作品に出会った時に一度は夢想したものの、偶然体験できるなんて、本当に奇跡。夢のような時間でした。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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幸せな食卓。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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パンケーキも美味しそう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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卵とベーコンも♡

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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はい、こちらは今井さん撮影の写真です(笑)。もう、フィクションとノンフィクションの境界線がぼやけてきますね!


こんなにも美味しそうで、観ているだけでほっこりと気持ちがゆるんで幸せになれるアートを私は他に知りません。あ、お腹がすいてしまうのは、たまにきずかも(笑)!?

今日のお品書き
昨日のジャーナリスト加谷さんの記事。1度は転職を経験した私ですが、最近、ぼんやり考え始めていました「このまま定年までこの会社に居続けるのか問題」(ということを、公に書き記するのは何ですが)。定年70年としたら、私の場合、あと25年。うーむっ!