メンバーの不仲でお蔵入りになってしまったSATCこと人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』ですが、ファンの皆様、続編が観られないと嘆くのはまだ早いみたいですよ!

写真:Splash/AFLO

この度、SATCの原作者である作家のキャンディス・ブシュネルが書いて秋に発売予定の新刊『Is There Still Sex in The City?(この街にまだセックスは存在するの?』をベースにしたドラマの版権を、パラマウント・テレビジョンとアノニマス・コンテントが取得したと報じられています。

この小説は、SATC世代のニューヨーカーの女性たちが50代、60代になったところが描かれているそう。キャラクターは変われど、キャリーやサマンサたちがアラフィフになったとき、どんな恋愛をしてどんな友情関係を築いているのか、という、実質的にはSATCの続編と捉えて良い内容に仕上がっていると考えて良さそうです。

原作者のキャンディス自身もキャリーのように華やかな私生活で知られるセレブリティなのですが、現在では60歳になった彼女が言うには、「かつてはこうじゃなかった。50代といえば引退を考え始める年齢で、仕事を減らして趣味に時間を使い、家族や友人たちと穏やかな生活を送るものだと思われていたわ」。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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「50代になったら年を取って太ること以外、やることもあまりなくて、エクササイズをしたり起業したり、見知らぬ誰かと新しく出会ってセックスするとか別の州に引っ越したりなんていう、いちから何かを始めることは期待されていなかったのよね。だけどそれこそが今の50~60代の多くの女性のライフスタイルで、その豊かで入り組んだリアリティを描いて、それが映像化されることにワクワクしているわ」、とキャンディス。

Tinderでの出会いが普通になり、50代に入っても若々しく好奇心旺盛な男女が増えた今、きっとシニア世代の恋愛事情も大きく変わってきているのでしょうね。

気になるのはこのドラマのキャスティング。ぱっと思いつく有名どころだと、ミシェル・ファイファーとかニコール・キッドマン辺りだけど、そこまで有名な女優の起用はない気もするから、このドラマからサラ・ジェシカのようにブレイクする、シニア世代の女優が生まれる可能性も。

50代になってもセックスのことを考えるだなんて20代の頃は想像もしていなかったけれど、このドラマが私たちmi-mollet世代の新しい恋愛とセックス、そして女同士の友情の指針となってくれるのでしょうか。そう、SATCがそうであったように。―あのドラマを観てブラジリアン・ワックスに初めてトライした女性も多いはず(笑)!―

原作のリリースが秋なのでドラマ化はもう少し先になりそうですが、ようやく観られるSATCの続編ということで、今から楽しみ♡