グウィネス・パルトロウと言えば、ステラ・マッカートニーやビヨンセ、キャメロン・ディアスなど女友達も一流セレブ揃いのハリウッドきってのリア充女子。

その一方で、親友だったマドンナが紹介してくれたパーソナルトレーナーとジム経営に走って絶交されたり、これまた親友だったウィノナ・ライダーがオーディションを受ける映画「恋に落ちたシェイクスピア」の台本をみつけてヒロインの座をちゃっかり横取りして「フレネミー(友達にみせかけた敵)」とウィノナに罵られたりと、腹黒な部分もよく報じられている彼女。

2013年には米「Star」誌で「嫌いなセレブ」ランキング1位の不名誉な称号を与えられていたし、彼女の自信満々でキラキラした生き方は、憧れられる反面、反感や嫉妬も買いやすいということなのでしょうか。

そしてそんなグウィネスが、またまた嫌われるような事件が勃発。その事件は、会議室、ではなくてSNS上で起きていました(という突然の平成的フレーズをぶっこむことで終わりゆく平成へのオマージュを捧げたいと思います)。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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「ちょっと、ママ、やめてよっ!!」という声が聞こえてきそうな、無表情のアップルちゃんと、そんなことはお構いなしの満面の笑みのグウィネス(私の勝手な妄想ですが)。


14歳の娘アップルちゃんとスキーに行き、ふたりでリフトに乗っているセルフィーを投稿したグウィネス。そのコメント欄に、アップルちゃんから抗議の言葉が。

「ママ、話し合いをしましょう。どんなものも私の許可なしで投稿すべきじゃないわ」と怒りをにじませるアップルちゃんの意見、最もだと私も思います。

思うけど、グウィネスはこれに対して「(ゴーグルをつけているから)顔も見えてないじゃないの!」と反論。しかもこのやりとりがネットニュースで話題になったあとには、アップルはコメントを削除してしまったのに、肝心の画像をママは残したままとなっています。
14歳といえば多感なお年頃。私も記憶がありますが、やたらと自意識過剰になる時期でもあり、自分の写真を撮られるのが嫌でこの頃親と写っている写真はすべてしかめ面(笑)。そんな時期に有名人の親がセルフィーを勝手に全世界に発信したら、たぶん本気でブチ切れて、家出だって辞さなかったと思います。

というか、これって親子じゃなくて友人だとしても非常識なSNSマナーだと思いませんか? SNS好きの友人とのセルフィーをもし自分に断りもなく投稿されたら、やっぱりイラっとしてしまうかも。

日本のおかんもたいがいこういうデリカシーのない言動を取りがちな気がしますが(うちの実家だけですかね)、意外なのが、小さな子供に対しても「個」の自立心を大切にする欧米なのに、グウィネスが娘の抗議を却下してその画像を取り下げなかったところ。

このふたりのやりとりに対しコメント欄はもちろん炎上。「娘がプライバシーを尊重するよう頼んだのに『顔も見えないじゃない』というのは精神的虐待では」、「自分は母親なんだから、18歳になるまでは好きにするっていうの? そのつけは子供が払うのに」とグウィネスを批判する声もあれば、「アップルは自分が住んでいる立派な家や与えられる物質の数々にはあれこれ文句を言ってないでしょうよ」と、恵まれたセレブの子供という地位になるんだからこれくらい我慢すべき、とアップルを叩く声も。

うわ〜〜〜。なんか、アップルちゃんの胸中を思うと、なんとも言えない心境になっちゃいますね。ママへの抗議はスルーされて、見知らぬ世間の人にまでわがまま娘みたいに叩かれて…。思春期の14歳にこんなことが起こったら、これがきっかけでグレちゃっても仕方ないレベルの出来事だと思う(怒)。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Gwyneth Paltrowさん(@gwynethpaltrow)がシェアした投稿 -

過去にも娘とのツーショットを投稿。こっちはアップルの許可が降りてたのかしら。


過去には「缶詰入りのチーズを食べるくらいならコカインを吸った方がいい」とか、「子供にインスタントスープを飲ませるくらいなら死んだ方がマシ」などと言い放って庶民から反感を買ってきた「嫌味な女」ことグウィネス。

こう見ると、セレブ一家で育ったゆえのスノッブさと、人の心を考えられない無神経なところが彼女が嫌われる原因ぽいですね。キャリアでも恋愛でも、挫折を知らずに強気で生きてきたグウィネスは、家庭内でも横暴で自己中ってことなのか。―こんなことが起きると、元夫のクリス・マーティンとの離婚原因も勝手に色々勘繰っちゃいたくなります。

このあと、家でアップルとグウィネスの間にどんな話し合いが持たれたのか。そしてアップルちゃんが近い将来、マイケル・ジャクソンの娘、パリスちゃんみたいにグレないことを切に願いますっ…(涙)。