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懐かしの喫茶店風ナポリタン。栗原心平さんが著書『栗原心平のとっておき「パパごはん」』から教えてくれるナポリタンは、具材はどこの家庭にもある身近な食材でもOK。味付けのトマトケチャップに白ワインを少し加えることで、ぐっとプロっぽい味になります。最後のチーズは、ぜひ本格的にパルメザンチーズを削りかけて!


●栗原心平さん本人実演の動画も見られます。


おいしい“懐かしナポリタン”のための、 こだわり3つ

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「老舗の洋食屋さんや喫茶店のメニューにあると、必ずナポリタンを頼んでみる」という栗原さん。「自分なりの鉄板レシピが作りたくて」試作を重ねたという、ナポリタンレシピのこだわりは3つ。

1 具材はスパゲティにからみやすい細切りに

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スパゲティの形状とからんで食べやすいように、具材は細長く。ベーコンでなくソーセージにすることで、炒めた時によりうまみが出ておいしくなります。

 

2 麺をゆでるときに塩とオリーブオイルを入れる

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塩を入れると、麺にコシが出て、オリーブオイルを入れると、スパゲティがくっつきにくくなります。

3 できればチーズにこだわって

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粉チーズでもいいけど、本格的なパルメザンチーズを削りかけると、仕上げのパフォーマンスもシェフっぽくかっこいい「パパ料理」に。

懐かしの喫茶店風 ナポリタン


 材料(2人分)
スパゲティ 220g
ソーセージ 4本(90g)
玉ねぎ 1/4個(50g)
ピーマン 2個

A
塩 小さじ1/3
黒こしょう 適量
白ワイン 大さじ1と1/2

B
トマトケチャップ 大さじ3と1/2
砂糖 小さじ1/3
オリーブオイル 大さじ1と1/2
パルミジャーノ・レッジャーノ 適宜

 作り方
1.ソーセージは縦に細切り、玉ねぎは繊維に沿って5mm幅に切る。ピーマンは縦半分に切ってへた、種をとり、繊維を断ち切るように7mm幅に切る。Bは合わせておく。

2.大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かして塩、オリーブオイル各少々(分量外)を加え、沸騰したらスパゲッティをゆでる。袋の表示時間より1分ほど短めにゆで、ざるに上げる。

3.フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、ソーセージを加え、薄く焼き色がついて丸まるまで炒める。玉ねぎを加え、油がまわったら、ピーマンを加えてサッと炒め、Aを加えて調味する。

4.白ワインを加えて炒め、アルコール分を飛ばしたら、2とBを加えて手早くからめる。器に盛り、お好みでパルメジャーの・レッジャーノをふればでき上がり!

 

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栗原心平

料理研究家。1978年生まれ。株式会社ゆとりの空間・代表取締役専務として会社経営に携わりながら料理研究家としても活躍中。TOKIO国分太一とともにMCと料理政策を務めるテレビ東京『男子ごはん』でお茶の間にも親しまれている。5歳の男の子を持つ一児の父。料理研究家・栗原はるみは母にあたる。子どもの頃から家で料理の基本をしっかり鍛えられ、無駄なく考え抜かれたレシピで繊細な和食から男子系ガッツリ料理やゆるっとした酒のつまみまで多彩に腕を振るう。

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『栗原心平のとっておき「パパごはん」』

著者 栗原心平 講談社 1300円(税別)

仕事や用事で子どもをおいて出かけなければならない、働く子育てママたちの願望 → 「お留守番を頼む時、食事の支度までパパに任せられたら……」そんな切なる願いに、自身もひとりの夫であり、一児の父でもある料理家・栗原心平が本気で応えた企画。
「子どもの頃、父親がたまに作ってくれた料理は、毎日の母の味とは別物の、“たまに”だからこそ特別で、大人になってもいつまでも印象に残る“とっておきの味の記憶”になる」「お父さんは子どもと一緒に厨房で遊べ! 学べ!」
という趣旨で、男の人になじみのあるレシピ、これを作ってくれたらママがニコニコしそうなレシピを厳選。作り方にも工夫を凝らし、初めて厨房に立つパパにもわかりやすくまとめました。また、ママのために、初めてのパパを無理なく料理作りに誘導する秘訣もアドバイス。

『栗原心平のとっておき「パパごはん」』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
講談社くらしの本はこちら>>

写真/竹内章雄

出典元:https://kurashinohon.jp/224.html

第一回「栗原心平さんに教わる、チャーハンをパラッパラに仕上げる方法」はこちら>>