こんにちは。編集・川端です。
私も大草ディレクターも初めてのスペイン、初めてのバルセロナということで、スペインの巨匠たち作品を堪能すべく、ピカソ美術館、ダリ劇場美術館、ガウディ建築などを巡りました。写真たっぷりでお届けします!

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前日の深夜に到着し、翌朝まず訪れたのが「ピカソ美術館」。

バルセロナ・ボルン地区の路地を少し入ったところにある「ピカソ美術館」。おしゃれなショップやバルが立ち並ぶゴシック地区ともほど近く、散策も楽しい地域でした。

以前ブログにも書いた美術評論家の椹木野衣さんのエッセイ『感性は感動しないー美術の見方、批評の作法 』を読んで以来、「肝心の絵自体が解説を聞くためのイラスト風情に成り下がっていないか」という指摘が頭にこびりついて、オーディオガイドは邪道……と思ってしまっていたところがありました。

でもなあ〜、滞在中に何度も訪れられるならともかく、初訪問で時間も限られているとあれば、効率的に鑑賞のヒントを得たいところ……。

「せっかくだからガイドも借りるよね」の大草さんの言葉に

「ですね!」とすぐ改心。

ちゃんと日本語版もあるし、絵ごとに番号を入れて再生する形式だったので、気になった絵だけ再生。見てから聞いたり、聞いてから見たり。長すぎず、短すぎず、情報量は多い! ピカソの作風の変化の理由や時代背景、当時の流行りの作風などがコンパクトに解説されて大充実でした〜。

貴族の館を改装して作ったという建物自体も見応えたっぷり。中庭から差し込む自然光が作品を彩ります。

訪れる時間や季節によって印象が変わるんだろうな〜とまた来たい気持ちが膨らみました。時期や時間によっては大行列だったり混雑で入れなかったりするようなので、公式サイトから事前予約されることをおすすめします。

カフェやショップはチケットなしでも自由に入れます。美術館のショップ好きの私は一人で2度も訪れてしまいました。

ミニカレンダーやピカソノート、Tシャツなどをお土産に買いました。

続いて訪れたのは、ガウディの代表作「カサ・ミラ」。