人生100年時代がやってくるとも言われ、昔と比べると“老後”がぐんと長くなった現在。60代、70代になっても変わらずにおしゃれを楽しむ人が増えています。マダム・チェリーももちろんその一人。鮮やかな色も、ノースリーブも、シースルーのドレスだって軽々と着こなすマダム・チェリーですが、実はひとつだけ、年を重ねてからは絶対にしないと決めているおしゃれがあるんです。新刊「マダム・チェリーの『人生が楽しくなるおしゃれ』」から、マダムのひそかな弱点とその素敵な解決策をそっと公開。


脚を出すなら、素足はNG!

春夏のワンピ―スには透明感のあるストッキングを。ロジェ・ヴィヴィエのパンプスに合わせて。

スカートには、必ずストッキングやタイツを合わせます。夏でも素足なんて絶対ありえません。というのも、血管が浮き出た膝の裏側が、私にとって最大の弱点なのです。ここを人様に見せるなんて、とてもとても恥ずかしくて考えられません。

年齢を重ねれば、老いのしるしがあちこちに表れるのは当然のことです。でも手の衰えも首のシワも、私は少しも気にならないの。むしろアクセサリーやスカーフを生かすことができてうれしいわ、って頑張ることができる。だけど膝の裏だけはダメ。だから隠す術が必要なのです。

 
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