いよいよ夏本番! 夏休みのレジャー計画を立てている方も多いのではないでしょうか。 子供から大人まで、天気に左右されないで楽しめるスポットと言えば水族館。“水族館の仕掛け人”の異名も持つ水族館プロデューサー・中村元さんの『中村元の全国水族館ガイド125』には、中村さんが実際に足を運んで取材した全国125館の情報を掲載。水族館リサーチにはもちろん、写真も多数掲載され、眺めているだけでも楽しい一冊に仕上がっています。
今回はその中から、思わずクスっと笑みがこぼれる、水族館の生き物のキュートでファニーな表情をとらえた写真をピックアップ! 仕事や家事の合間に、水生生物たちの可愛い姿に癒されて下さい♪
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① 池袋の「サンシャイン水族館」のカワウソ。草原から顔を出す姿がチャーミング。
② コミカルな演技を披露する「横浜・八景島シーパラダイス」のセイウチ。
③ ペンギンの中では世界最小のコガタペンギンは「長崎ペンギン水族館」で。
④ 撮影しようとすると親を押しのけて来る、「鴨川シーワールド」のセイウチの赤ちゃん。
⑤ 隣の水槽のアザラシにちょっかいを仕掛けるホッキョクグマ。札幌の「円山動物園」。
⑥ 「箱根園水族館」のバイカルショーの大人気出し物「温泉アザラシ」。いい湯だな~♪
⑦ 貴重な“カバの水中遊泳”が見られるのは北海道の「旭山動物園」。
⑧ レア度の高い寒流生物のナメダンゴは「アクアマリンふくしま」で。
⑨ 全国のカワウソ握手の元祖はここ! 三重県の「伊勢シーパラダイス」。
⑩ シロイルカのバブルリングで一躍有名になった「しまね海洋館アクアス」。
⑪ 香川県高松市の「新屋島水族館」からはアメリカマナティーのカップル。奥の小さい方がオスなのだそう。
⑫ 静岡県の「熱川バナナワニ園」のクチヒロカイマンは、仲良く牙をむき出し♡
⑬ 伊勢湾のスナメリ。スナメリの飼育はこの「鳥羽水族館」が発祥。
⑭ 現在では希少種となったラッコ。神戸の「須磨海浜水族館」には独立したラッコ館を設置。
⑮ 「大分マリーンパレス水族館うみたまご」のハイイロアザラシ。とぼけた顔に味があります。
愛らしいものから“コワかわいい”ものまで、楽しんでいただけましたか? 『中村元の全国水族館ガイド125』には「水塊度」「ショー」「海獣度」などの見どころが5つ星形式で紹介されるなど、中村さんがプロデューサーと観覧者の両方の視点からじっくり解説。読んでためになる水族館トリビアも紹介され読みごたえもたっぷりです。ぜひお近くの書店でチェックしてみて下さいね。
『全館訪問取材 中村元の全国水族館ガイド125』
写真・著:中村 元 ¥2700(税抜)講談社刊
大胆かつ個性的な展示で次々と人気水族館を誕生させてきた水族館プロデューサーの中村元氏が、全国の水族館を総チェック。中村氏みずから全館訪問し、取材・撮影までを担当。各水族館の“本当の”見どころや魅力、楽しみ方を独自の視点で紹介する、水族館ガイドブックの決定版。
中村 元(なかむら・はじめ)
水族館プロデューサー。1956年三重県生まれ。鳥羽水族館副館長を辞職し独立。新江の島水族館、サンシャイン水族館のリニューアル、広島マリホ水族館新設など、人気水族館のプロデュースを手掛ける。著書は20冊を超え、近著に『水族館哲学 人生が変わる30館』(文春文庫)、『常識はずれの増客術』(講談社)など。