いよいよ夏本番———薄着になり、肌見せ分量が増える季節。でも今回提案する「色気」とは、露出することで連想する「セクシーさ」ではありません。

大人の夏ならではの「色気」とは? 色の纏い方は? 様々な切り口から大草直子さんに教えてもらいました。モデルは畑野ひろ子さん。大人のための健康的な「色気」をご提案したいと思います!

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“ヘアのツヤ感、リップの血色に夏の色気を宿して”
by大草直子

 

「素敵な人は、服だけでなく、ヘアやメイクもコーディネートの一部としてきちんと考えていますよね。暑い夏は、肌の抜け感を意識したヘアスタイル、透け感のある口元がヘルシーな色気を後押ししてくれます」


夏の昼の色気に必要なのは…
ヘアのツヤ感とリップの血色は
夏の色気を演出する大事な要素

 
 
 
 
 

シャツ¥39000/ローベリイテ&シーオー(ドレステリア 銀座店) パンツ¥19000/アストラット(アストラット 新宿店) ピアス各¥50000/トーカティブ(トーカティブ)ヘアオイル/エヌドット ポリッシュオイル  リップグロス/セルヴォーク エンスロール グロス 06 オールドライラック

「夏はヘアをややウエットに仕上げると今っぽさが出るし、耳にかけると抜け感も出る。簡単なので、ぜひ試してみてほしいです。まずは、てのひらに全体にオイルを馴染ませ、襟足や前髪などの毛先に塗布。あとは全体に手ぐしでわしゃわしゃっと、で終了。口元はマットな“口紅系”より、少し透け感のある“グロス系”のものが夏らしくてオススメです。これはブラウンが少し入っていて肌馴染みがいいし、真っ赤なものよりカジュアルにつけられるので、ヘルシーに見せてくれますよ」byヘアメイク・神戸春美さん


こちらのリップもおすすめ!

 

右から、リップ/ナーズ ベルベットリップグライド ニュートラルローズ リップ/ヴィセ リシェ マットリップラッカー RO 680

「右はグロスのようになめらかなテクスチャーと口紅のような発色が絶妙。ベージュピンクなので、大人っぽい仕上がりが好きな人に◎。左はボルドー系。こっくりとした色味なので、秋まで使えます」byヘアメイク・神戸春美さん

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Hiroko & Naoko’s Comment

 

Hiroko「一昨年の秋、モデルとしての20周年と40歳の記念に、念願のショートヘアにしたんです。これまで“甘い”=私 というイメージが強かったのですが、ショートになってから似合うコーディネートの幅が広がりました。子育て中ということもあり、スタイリングがラクなのも気に入っています。今回教えていただいた、清潔感のある色気のつくり方、ファッションもヘアやメイクも、この夏たくさん楽しみたいと思います!」

Naoko「色を楽しむ、色気を怖がらない。この特集を読み終わって、そんな気持ちの変化があったら、嬉しいです。ニュートラルな色は色なりの。モノトーンだってもちろん。ときにピンクやブルーで、毎日をカラフルに彩る、おしゃれのTIPSが増えたら良いですね♡最後になりますが、久しぶりに、ひろちゃん!ありがとう。また仕事するのを楽しみにしています」

撮影/川﨑一貴(MOUSTACHE)
モデル/畑野ひろ子
スタイリング/大草直子
ヘア&メイク/神戸春美
構成・文/小林 文
 

<問い合わせ先>
アストラット 新宿 tel. 03-5366-6560
トーカティブ tel. 03-6416-0559
ドレステリア 銀座店 tel. 03-6274-6217

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