我が家は、いただきもの運がいい。
美味しいもの好きな義理の両親から度々送られてくる、旬の野菜や果物を始め、地方に住む友人や親戚から、折にふれて送られてくる、いただきものが結構ある。

 

いただきものがあったときの私たちのルールは、平らげてしまう前に、私がセッティングをし、写真家である夫が写真を撮り、お礼のお手紙に添えること。タイミングが合わないときは、その作業がいただいてから数日後になってしまって、すぐにお礼のお手紙を出せないこともある。きっと、送り主には、「ちゃんと届いたのかな?」「気に入らなかったのかな?」とヤキモキさせているに違いないが、そのご無礼は承知で…。

8月に入って、数件のいただきものがあって、このお盆休みは、極暑にかこつけて、家にこもり、いただきものの撮影と、お手紙書きに勤しんだ。


メイルや電話、早くて便利なコンタクトツールはあるけれど、手書きのお手紙をもらうと、ちょっと嬉しくなるのは私だけではない、と信じて、これからも、お礼のお手紙書きは、私たちのルールである。

 

◎今日のいただきもの。
義理の両親から届いた、市川の梨。
毎食後に、1個を夫婦2人+犬1匹でムシャムシャいただけることを、本当に贅沢だと感じる。

撮影/白石和弘

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