あまりにも大きな家具などは躊躇しますが、洋服やバッグなどは出会いを大事にしたいので、旅先で買い物をすることもあります。いつもの自分のテリトリーではなく、特に遠く離れた海外で何かに出会うと、胸が高鳴り、いつもより気が大きくなってしまう。
あぁ、やっと会えたね、みたいな(笑)。
その出会いはドラマティックで、とても記憶に残るので、帰ってからも飾ってあったウィンドーや、店の前の通り、親切で可愛かった店員さんの顔を思い出すことができます。
そうなると、そのモノへの愛情もさらにわくし、こういう買い物の仕方はいいなぁと思うのですが、あれ? 日本で着れないな。。。と、なることもしばしば。あの場所、あの空気にはぴったりだったのに。胸の高鳴りに支配されてしまった自分を恨むしかありません。
ただ、もう何年も私はこの失敗をしていません。なぜなら、"暮らすように"を意識して旅しているから。旅は特別なことだけど、なるべくいつものルーティンで生活しています。だから、いつもと違うようなものは買わない。
今回ベルリンで買ったAPCのポシェットとヴァネッサ ブリューノのワンピース。きっと東京にいても買ったに違いない。ドイツにいながらどちらもフランスブランドとは。どこまでフランス好きなのか(笑)。
そしてこのワンピースもポシェットも、帰国してからも大活躍! 旅のスペシャルな思い出と共に、秋冬も重ね着しながら活躍してくれること間違いなし。
大事にします。
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