5今年らしいコートの選び方とは？【大草直子Q&A】

トゥモローランド丸の内店で行われた読者のファッションの悩みに応える大草直子コンセプトディレクターのインスタライブの模様をレポート。今回は、ライブ中の質問が多数寄せられた「今年のコートの選び方」です。

 

Q. 今年おすすめのコートを教えてください。

A. ダブルフェイスがおすすめ。着丈があり、共布のベルトがついたガウンコートならカジュアルにもきれいめに着られます。

当初の質問にはなかった今年のコートの選び方。インスタライブ中に質問が多数寄せられたことから、急遽大草ディレクターのレクチャーがスタート。迷うことなくおすすめとしてあげたのが「ダブルフェイス」。二枚の生地を重ねて一枚にしたもので、裏地がないタイプのコートのことで「落ち感があり、リッチでラグジュアリーな雰囲気」になれるのだそう。
 

大草ディレクターの
秋のオススメコート①
 

ダブルフェイスのノーカラーコートは「顔まわりが優しく女性らしく見える」といい、また共布のベルトをきゅっと締めてウエストマークすることで、「フェミニンな雰囲気になり、そしてきちんと感が出ます。ベルトを締めずに前を開けて着れば、ラフでカジュアルな印象になるので、オンにもオフにも使える一枚」と大草ディレクター。また袖口をロールアップしても裏地が見えないのも、ダブルフェイスならでは。

また”コートとスカートの丈バランス問題”に関しては「昔はコートの裾からスカートが見えてはいけないと、私も母によく言われましたが、今は気にする必要はありません。コートの裾からスカートが見えていて大丈夫。そのアンバランス感が今っぽさの秘訣です」とのことでした。

大草ディレクターの
秋のオススメコート②
 

同じくダブルフェイスのコートですが、こんなフード付きもおすすめとのこと。「フードがついていると顔まわりが立体感が加わり、女性の表情を美しく見せてくれるんです」とその理由を教えてくれました。

フード付きならオンにもオフにも使え、ゆったりとしたシルエットなので、薄手のダウンベストを中に仕込めば、真冬まで着られるそう。厚手のコート一枚だと、電車などの室内と外との寒暖の差に対応しにくいですが、少し薄手のダブルフェイス＋ダウンベストなら、ダウンベストを脱着することで温度調整もしやすいんです。

今年のコートのイメージはつかめましたか？　コートは値の張るもの。購入を考えている方は、ぜひ増税前の今週末にチェックしてみてくださいね。次回は秋イチに買いたい靴と服を紹介します！

 

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