映画『マレフィセント2』のワールド・プレミアに6人の子供たちを連れて登場するなど、最近はプロモーション活動に忙しいアンジーこと、アンジェリーナ・ジョリー。昨日は来日して、韓国の大学に進学したマドックスくんと日本で合流したことも話題になっていましたね。
その姿を見て思うのは、やはり、2016年に破局してしまった元夫、ブラピのこと。ほんの3年前までは、このファミリーの中にブラピの姿もあったのになあと、感慨深く思ったのは私だけではないはず。
そんな中、アンジーが2014年にブラピと結婚したのは、ブラピにプレッシャーをかけられたからだ、というニュースが報じられました。これは本人のコメントではなく、ある〝情報筋〟がアメリカのゴシップ誌「Us Weekly」に語ったとされる話。
その報道によれば、アンジーはそれまで9年間交際し、その間に子供3人をもうけ、養子3人も含めて共に家族として暮らして来たブラピと2014年に結婚したのは、「ブラピから無言のプレッシャーを感じたからで、その結果離婚したこともあり、2度と結婚はしないつもり」だと語っているとか。
この報道の直前には、現在映画『アド・アストラ』のプロモーション中であるブラピの新恋人報道が出たばかりで、そんな元夫に対抗するように出された記事だけに、信ぴょう性はまゆつばものですが……。
ただ、結婚してからはケンカが絶えなかったというふたりだけど、レッドカーペットで見せていた幸せそうな姿は仲睦まじく、あの頃のアンジーは、アンチも黙らせるほどの美しさで輝いていたと思うのです。
女性って、本当に愛されて安心しきっているときだけに放てる、幸福オーラがありますよね。あのときのアンジーには、それが感じられた。だからこそ、「ブランジェリーナ」と呼ばれたアンジー&ブラピのカップルは、アメリカの国民的人気女優のジェニファー・アニストンからの略奪婚だったにも関わらず、そこまで叩かれることもなく、世間から受け入れられて憧れられていたところも大きかったはず。
だけどブラピと破局してからは、離婚してからも子供のために割り切って、仲良く家族旅行に出かけるベン・アフレック&ジェニファー・ガーナー元夫妻のようなこともなく、聞こえてくるのは「ブラピは子供にも会わせてもらえない」、なんていう、ふたりの険悪な仲を窺わせるエピソードばかり。そのせいもあって、やせ細ったアンジーが、ますますピリピリして見えてしまいます。
ブラピ自身は、アルコール依存が結婚生活を壊す原因になったこと、そのため、離婚後にはリハビリ治療を受けたことを認めています。「家族が壊れるという経験は、僕にとって目を覚まさせてくれることになった。(中略)2度とあんな風にはなりたくない」と、そのときの自分を恥じて、反省している様子。
もちろん夫婦のことだから、実際にふたりの間に何があったかなんてわからないけれど。11年間も連れ添って来たのに、離婚したからと言って家族間の交流も全く持てないくらい不仲になってしまったブランジェリーナを見ていると、ファンとしてはさみしい気持ちに。「ブラピも反省してるみたいだし、子供たちに会わせてあげて!!」と、ついついブラピに肩入れしたくなってしまうのです。
だけどブラピには現在、50歳のスピリチュアル・ヒーラー、サット・ハリ・カルサとの交際報道が。この一件で、嫉妬深いと噂されるアンジーの態度は、さらに硬化してしまいそうな予感……。
それにしても、振り返ってみるとアンジーってバツ3で、どの結婚もそれぞれ3年以内に破局を迎えているんですよね。最初の夫、ジョニー・リー・ミラーとは3年、二度目の夫、ビリー・ボブ・ソーントンとも3年。そしてブラピとも、交際している間は9年も続いたのに、結婚したらわずか2年足らずで別れてしまった。
それもあって「もう結婚は懲り懲り」と思っているのだと思うけれど、そもそも「結婚」という形態に向いていないのかも!?
長くなりましたが、今までブランジェリーナ復活の可能性を何となく期待していた私ですが、今回のワールド・プレミアでのアンジーの目は笑っていない「キッ」とした笑顔と、離婚してから憑き物が落ちたように穏やかな佇まいになったブラピを見ていたら、「このふたりはもう、全く違う道を歩き出していて、その道が交わることはないんだな」と哀しい確信めいたものを勝手に感じてしまったのでした。
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