洋菓子を作ったことはあるけど、和菓子はむずかしそう……。そんなイメージを持っている人は多いはず。でもコツさえつかめば、実はそんなに難しくないんです。市販のあんを使えば、かんたんに季節の和菓子が楽しめます。今回は「3分クッキング」で人気の和菓子ユニット・ユイミコ(小坂歩美、大森慶子)に、ハロウィンにぴったりな、とってもかわいい「かぼちゃまんじゅう」の作り方を教えてもらいました。


かぼちゃまんじゅうを作る

かぼちゃ形のじょうよまんじゅうの中には、もちろんかぼちゃあん。
 

 材料(12個分)


じょうよまんじゅう生地
大和芋 … 50g(正味)
上用粉 … 50g
上白糖 … 90g
色粉(赤、黄) … 各少々

かぼちゃあん(でき上がり約300g分)
かぼちゃ … 1/4個
白こしあん … 110g
水 … 50g
グラニュー糖 … 30g

手粉用上用粉…適量

 道具 


三角べら(厚紙とアルミホイルで代用品を作ってもOK)、丸棒(菜箸でも)、金串
 

 日持ち 


常温で2~3日。
 

 下準備 


●蒸し器のすのこにふきん、オーブンシートを順に敷く。蒸し器は火にかけておく。
●色粉は湯少々で溶く。
 

 作り方 


かぼちゃあんを作る

 

1 かぼちゃは種とわたを除き、皮をつけたまま小さく切る。蒸気が上がった蒸し器で10~15分弱火で蒸し、熱いうちに皮を除き、裏ごしして180g準備する。

2 鍋に1と残りの材料を入れて中火にかけ、木べらで練り混ぜる。水分がなくなってきたら火を弱めて練り、木べらですくって落とすと、山に積もる固さになるまで練り上げる。

3 木製のまな板や乾いたふきんを敷いたバットなどの上に、少量ずつのせて冷ます。

4 12等分(各24g)して丸める。

じょうよまんじゅう生地を作る

5 大和芋はスプーンで皮をこそげ取り、目の細かいおろし金でていねいにすりおろす。

スプーンを使うと便利。
大和芋は、いちょう形と棒状のどちらでも作れます。

6 ボウルに上白糖を入れ、一部を端に寄せて色粉の赤と黄を加え、指でよく混ぜて濃いめのオレンジに着色する。残りの上白糖と合わせ、まんべんなく混ぜる。5を加えて少しずつ混ぜ合わせ、なじんだらなめらかになるまで手でよく混ぜる。

 

大和芋を混ぜるときに手がかゆくなる場合は、すりこ木を使う。


7 手ですくうと流れそうで流れず、ひとまとまりになるくらいが目安。混ぜすぎると、コシがなくなってダレてしまうので注意。※芋が固い場合は水少々を加える。

 

8 別のボウルに上用粉を入れ、粉の中央に7を加える。表面についた粉をたたみ込むように指で押しながら混ぜ込む。上用粉がすべて混ざり、表面は粉をまとってさらっとしたらでき上がり。たたくとポンと軽い音がする状態が目安。べたつくまでこねないように注意。

 
 
 
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