5月1日、皇后になられた雅子さま。即位の礼や祝賀パレードでの眩いばかりの美しさも世界中で話題になりました。聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、精力的にご公務にあたられています。
そのご活躍ぶりに働く女性として母として、敬意や共感を覚えている女性も多いのではないでしょうか? 

 

ファッションも雅子さま流です。鮮やかな色からパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア女性らしい颯爽としたスタイルに憧れたことを思い出す読者の方もいることでしょう。

ミモレではご婚約が決まった頃から今までの写真を紐解き、雅子さまのファッションに注目。雅子さまのスタイルには、知性とエレガンス、そして華やかさがバランスよく表れた、世界に通用する現代の新しい皇后像が反映されているのです。

 

冴えた赤のノーカラージャケットに黒のタイトスカートのコーディネート。ジャケットの縁取りの黒、そして金ボタンがトラッドな印象です。光沢感のあるパンプス、そしてバッグはクラッチにもショルダーにもなる、英国ロイヤル御用達ブランドのロウナー ロンドンのもの。この日は金のチェーンでショルダーに(クラッチ持ちは12月7日参照)。フォーマルな印象にまとめられて。写真/菊地弘一

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①上写真と同じジャケット&スカートを、小物とコートを変えて着回し。コートは12月16日に紹介したもの、バッグは12月12日にも紹介したコーチのバッグです。ゴールドのチェーンバッグも、よく登場するアイテム。靴のリボンがロマンティック。写真/菊地弘一

②ジャケットの金ボタンとゴールドのイヤリングがリンクして。写真/斎藤浩(講談社写真部)


キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

構成/片岡千晶(編集部)