大草コンセプトディレクターをはじめ、大人世代に愛用者の多いストールブランド「Faliero Sarti(ファリエロ・サルティ)」。そのデザイナーであり、創業者の孫娘にあたるモニカ・サルティさんが来日し、貴重なインタビューを敢行しました。今季おすすめの新作ストールの紹介や、さまざまなシーンにマッチする巻き方のバリエーションを実際に教えて頂きました!
ファリエロサルティとは
イタリアでファリエロ・サルティ氏によって創業されたテキスタイルメーカーで、今年創立70周年を迎える。最高峰の素材と卓越した技術で仕上げた上質なテキスタイルは、有名メゾンから絶大な信頼を寄せられている。現在、Monica Sarti(モニカ・サルティ)がアクセサリー(ストール)部門のデザイナーとして活躍。老舗メーカーならではの豊富なバリエーションと高度な感性・創造性が生むラグジュアリーなデザインは世界中で愛されている。
Monica Sarti(モニカ・サルティ)テキスタイルメーカーであるサルティ社の3代目で、創業者の孫娘にあたる。2000年に、初めてスカーフ(ストール)コレクションの「ファリエロ・サルティ」を発表。テキスタイルの厚さを変え、軽くて柔らかいストールを生み出した。伝統を大切にしながらも、現代のファッションに合う新しいアイデアを盛り込んだストールを提案し続けている。
デザイナーモニカおすすめ
ファリエロサルティのストール3選
ラフ&スポーティに巻きたいチェック柄
クラシカルなタータンチェック生地に、ハンドペインティングを施しモダンな印象に仕上げた1枚。見慣れたチェック柄も赤やグリーンの配色で新鮮な雰囲気に。「Marchisio」ストール¥62000(税別)
伝統的なタータンチェック柄に、ハンドペインティングというコンテンポラリーな要素をミックスするのがモニカ流。少しスポーティに、くるくると無造作に巻くだけでおしゃれに見せてくれます。
定番のループ巻きでシンプル&モダンに
ハンドペイントでマルチカラーのボーダーを描いた、クラシカルでモダンなデザイン。カシミヤ混の柔らかなニットジャージー素材で肌ざわりも抜群。「Roberta」ストール¥65000(税別)
今までは単色で展開されていたシリーズに、マルチカラーで遊び心をプラス。「ハンドペインティングだから、1つとして全く同じものはなく、職人さんの技が光ります」とモニカさん。軽さと肌触りの良さがブランドのDNAと考え、糸の選定から、きつすぎず緩すぎない適度な編み、染め、そして最終仕上げまで全ての工程に気を配っているそう。どこか暖かみのある1枚は、シンプルなループ巻きでも存在感を放ちます。
ショールのように巻いてエレガントに
ブランド70周年を記念したストールは、女性が大胆にプリントされたモノトーンでクールな印象に。「Model」ストール¥62000(税別)
有名な写真家、ハヴィエル・ヴァロンラットが1980年代のサルティ社のキャンペーンのために撮影した写真を再プリントした「Model」。当時のビジュアルイメージを使用することで、ブランドのこれまでの功績を称える気持ちが込められているそう。
こちらは、ショールのように、ふわっと体を包み込むエレガントな巻き方がおすすめ。モノトーンで上品な印象なので、ドレススタイルやパーティーシーンにも活躍してくれます。
こちらもおすすめ!
毎シーズン300型近くも生み出されるというモニカのストールコレクション。薄くて軽く、空気をはらんだような巻き心地は、これまでのストールとは一線を画すものです。冬の防寒にはもちろん、夏の移動にも使えて、一年中重宝すること間違いありません。イタリアの女性はスクーターに乗る方も多く、くるくるとコンパクトに巻いてみたり、ナイトパーティーにはショールのようにドレスに合わせたり、とシーンによって色々な巻き方を楽しんでいるそうです♪
ブランド70周年、そしてストールコレクション20周年というメモリアルな2019-20年秋冬コレクションから、ぜひお気に入りの1枚を見つけてくださいね。
モニカおすすめ「ストールのエレガントな巻き方」3パターン
ファリエロ・サルティで定番人気の「アズーラ」を使った3パターンのエレガントな巻き方を、モニカさんから直接レクチャーして頂きました!ナチュラルでチャーミングな魅力あふれるモニカさんの素敵な佇まいとミモレだけに頂いた貴重なメッセージも必見です♪
お問い合わせ先/アッシュ・ペー・フランス(本社)
tel. 03-5778-2022
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