ふだんはほぼワンオペで思いきり働き、年に数回の子連れ旅行を自分へのご褒美にしています。旅行は、子どもが小さい頃からほぼ息子と私の二人。つまり、旅行のスーツケースなどを持つのも、息子と私だけ。だから、ベストな方法を探るべく、毎回試行錯誤してきました。そこで、スーツケース&機内持ち込みバッグの今の正解と、これまでの遍歴を紹介したいと思います。


子どもが幼いころは、約100リットルの巨大スーツケースが定番でした

スーツケース/グローブトロッター

息子とふたり旅を始めたのは、確か子どもが2歳くらいの頃。もうずいぶん前のことなので、記憶がどんどん薄れているのですが(笑)、当時は息子の荷物も私のスーツケースに全て入れなくてはいけなかったので、約100リットルという超巨大スーツケースを愛用していました。100リットルというと、5〜7泊程度の旅行にちょうどよいサイズと言われるのですが、それより短い期間でも、このサイズじゃないと足りなかったですね。あまりに重くて、“HEAVY(ヘビー)”というタグをつけられたことも(笑)。

 


足蹴り車にもなる子ども用のスーツケース、ジェットキッズが頼り!

スーツケース/ジェットキッズ

子どもが少し大きくなると、子ども用のスーツケースを使うようになりました。こちらは、子どもが保育園時代から小学校低学年まで愛用していた“ジェットキッズ”のもの。荷物が(少し)入るだけでなく、写真のように上に乗っかって、足蹴り車として使えるんです。だから、私が大きいスーツケースを引っ張っていても、抱っこをせがまれることがなくなり、子ども自身が自分でスイスイ進んでくれるようになったことは、特にふたり旅の状況下ではとても大きく、随分と助けられました。

スーツケース/ジェットキッズ 洋服・水着/エイチ&アム ビーチサンダル/ハワイアナス

 このスーツケースは飛行場内でも使いたいので、機内に持ち込んでいたのですが、飛行機の中で使う子ども用のおもちゃや絵本、お菓子、万が一汚したときの着替えを入れられるので、私の機内持ち込み荷物を少し減らすことができました。身長も伸び、体重も増えた今では、“ジェットキッズ”がサイズアウトしてしまい不安でしたが、子どもって成長するんですよね。実は、今ではもっとラクになったんです。

子どもが小学生になったらスーツケースがコンパクト化

スーツケース[右]/サムソナイト [左]グローブトロッター

小学3年生になった今の息子は、「自分のスーツケースが欲しい!」ブーム。そのおかげで、息子は自分のスーツケースに自分の荷物をすべて入れてくれ、かつ自分で引っ張ってくれるようになりました。なので、私のスーツケースも一気にコンパクトになり、約半分の55リットルに! 55リットルは、4〜5泊程度にちょうどいいサイズです。空港のカウンターですぐ預けるとはいえ、スーツケースがコンパクトになったらこんなにラクだとは! ますます息子とのふたり旅が楽しみになりました(息子がいつまで一緒に行ってくれるかはわかりませんが…)。

 
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