現地時間の19日に米・ロサンジェルスで開催された、第26回SAGアワード授賞式。皆さん、もうご覧になったでしょうか?

何がって。待望の、ブラピと元妻・ジェニファー・アニストンのツーショットを!!!!(興奮)

先日のゴールデン・グローブ賞でも、この、みんなのお気に入りの元夫婦が揃って出席するということで、ふたりのツーショットを期待する声が多かったのですが、結局ニアミスで終わり。が、しか〜し!! 今回のレッドカーペットでは、ふたりのイチャイチャツーショットがついに見られたのです。

ブラピは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で助演男優賞を、ジェニファーは『ザ・モーニング・ショー』でドラマ部門の女優賞を、それぞれ獲得。まず、元夫婦が同じ時期にキャリアの再ブレイクを迎えて同じスピーチの壇上に立つ、というのがすごい奇跡。

その事実だけでも感動してしまうのですが、ふたりの復縁を望むファンにはたまらないエピソードが、今回はてんこ盛りです。

アニストンより先に受賞したブラピは、壇上に上がった第一声が「これもティンダー(出会い系アプリ)のプロフィールに入れなきゃな」、ここで会場の掴みはOK。

写真:REX/アフロ

そして「この映画の共演者にも感謝を述べたいと思います。(中略)マーゴット・ロビーの足、マーガレット・クオリーの足、ダコタ・ファニングの足にも。クエンティン・タランティーノは、空港のセキュリティチェックよりも女性たちに靴を脱がせていますよ」と、タランティーノ監督の脚フェチをイジる場面も(笑)。

 

その後は「正直言って、これは演じるのがとても難しい役でした。マリファナでハイになるし上半身裸になるし、奥さんとは上手く行ってないし。僕とは全然違う役でしたからね」と自虐ジョークで会場は爆笑!

最後は、プライベートの悲しみや孤独、喜びなどをスクリーンで表現できる役者の仕事の魅力を語りつつ、「それが上手く行く作品もあればそうでないものもある。失敗したとしても、次のストーリーを語り続けましょう」と締めました。このスピーチには、ユーモアがあって優しくて人間味がある、彼の魅力が凝縮されているよう。

そして『フレンズ』の受賞以来、23年ぶりとなる予想外の受賞だったジェニファーは、「ほんとに!?」と驚きと感激を隠せないひと言からスピーチを開始。しどろもどろになりながら話し始めるキュートな様子は、これまた気取らず、温かみがあって。

写真:ロイター/アフロ


このジェニファーの受賞スピーチをバックステージのスクリーンで見守るブラピの様子がこちら。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ジェニファーのスピーチを聴きながら、泣いているのがわかりますか? 「もう、お前らくっついちゃえよ!!」と言いたくなる、このブラピの泣き笑い……! どんな気持ちで聞いていたのでしょうか。

ブランジェリーナファンには申し訳ないけれど、アンジーと居た頃のブラピは、アンジーに合わせてちょっと背伸びしてかっこつけてたところがあったけど、本当に合うのは、こんな風にエモーショナルで自然体でユーモアに溢れる女性なんじゃないかなあ、と、勝手に妄想してしまいました。


そしてそして! その後、バックステージでブラピとすれ違い、挨拶を交わして立ち去ろうとしたジェニファーの腕を、ブラピが掴んで引き寄せる場面も!!!!! 少女漫画のような展開に、ネット民たちは「オーマイガー! 一体何が起こっているの?」と大興奮。

 

このときのジェニファーのはにかんだ笑顔、完全に「オンナ」の表情になってる!! 

この授賞式のとき、Extra TV のブラピに関する質問に対し、「私たちは一緒に成長してきたのよ、本当にね。今夜こうやって一緒にお祝いして元気付け合えることはすごく楽しいわ。そんな素晴らしい時間って人生にはそんなにたくさんないものよ。 こうやって素敵なドレスを着て友人たちと彼らの仕事を祝って、お互いをインスパイアしながら働き続ける。ブラッドが言ったように、明日からまた仕事に戻らなきゃね」と、ブラピのスピーチを引用して答えたジェニファー。

このときインタビュアーが、「さっきあなたのスピーチを聞いてブラピが泣いていましたよ」と伝えると、嬉しそうに「嘘でしょ!」とコメントしていました。
2005年に離婚してから15年も経って、今なお、良き友人関係を築いているふたり。ひとつひとつの写真や映像、コメントから、それぞれ、お互いを大切に思う愛情が溢れているようで。今回の一連の報道を見て、同じようにバツイチである私は、感動して思わず涙が…。

ブラピは結局、ジェニファーを捨てて一緒になったアンジーと破局して、ジェニファーも再婚したジャスティン・セローとは離婚。だけどずっとそれぞれに俳優業でがんばってきて、今、同じレベルで同じステージに立っている。熾烈な競争を極めるハリウッドで長年生き抜いて来て、お互いを認めあえる、戦友のような関係なのでしょうか。

このふたりの姿に、スカヨハとアダム・ドライバーが離婚する夫婦を演じたNetflix制作映画『マリッジ・ストーリー』を重ねてしまった私。

別れた後も愛や友情を持ち続けられる元夫婦。それは、素敵なことだけど、側から見ていると、もどかしくて切なくもある。「愛情が残っているなら、やり直せばいいじゃない」って。だけど愛だけじゃ続けられないのが「夫婦」という「日常生活」なワケで。

このふたりにどんな「次のストーリー」があるのか、楽しみに待つといたしましょうか。
 

前回記事「イザベル・アジャーニとソフィー・マルソーの現在に思う「アンチエイジング」」はこちら>>