SAGアワード授賞式でのツーショットが世界中で話題になっている、ブラピと元妻・ジェニファー・アニストン。バックステージでブラピが、目の前を通り過ぎようとしたアニストンの腕を引き寄せたシーンは、2020年ハリウッドのニュース史に残る出来事だと言っていいかと思います。

あの瞬間をスクープしたカメラマンの話によると、ブラピは「アニストン!」と名を呼んで腕を引き寄せたそうですよ。名前のジェニファーではなく、苗字で呼ぶところに、なんだかグッと来ました(笑)。

ファンたちの興奮が冷めやらぬ中、海外のゴシップサイトではふたりに関する続報が次々と報じられ、ふたりに対する注目度の高さが伺えます。その報道の内容から、ふたりの歴史をタイムラインにしてみましたよ。

写真:Shutterstock/アフロ

ふたりの馴れ初めは、1998年に、当時ドラマ『フレンズ』のレイチェル役でブレイクしたアニストンにブラピがひとめぼれし、お互いのエージェントに食事会をセッティングしてもらったことと言われていますよね。『Mirror』が報じたところによると、実は交際がスタートしてからも、ジェニファーはふたりの仲が急激に深まることを恐れて、9ヶ月間はブラピに「おあずけ」を食らわせていたそう。

証言した関係者は「考えてもみて。あのブラッド・ピットにセックスを待てって言うのよ」。それが功を奏したのか、ブラピはジェニファーに「不可抗力な魅力を感じた」と当時、コメントしています。

1999年には半年以上秘密にしていた交際を公にして、2000年7月に挙式。ハリウッドの憧れカップルとして君臨するのですが、2001年にブラピは『W』誌のインタビューで、「ビバリーヒルズに建てた家の中でいちばん最初に決めたのが大きな大理石のバスタブさ。それが僕たち夫婦の絆を深めてくれるものだからね。何が頭の中にあったかって、まあ、ちょっとしたやらしいことさ」と発言。

ふたりの仲に亀裂が入ったのは、その頃TV俳優としてキャリアのピークにあったジェニファーが、映画に転向したくて、子供が欲しいブラピと家族設計が合わなくなってしまったことと言われています。けれど、2004年4月にGuardianのインタビューでジェンは、「そろそろ赤ちゃんを持つべきときよね。キャリアをスローダウンして、妊娠に備えたいわ」と発言。

それなのに、同年5月には、ブラピは映画「ミスター&ミセス・スミス」で共演したアンジーと恋に落ち、2005年1月にふたりは離婚……。

ブラピはその後2009年のインタビューでジェニファーとは友達になれない理由がないと話し、「彼女は僕の人生の大きな一部で、僕も彼女の人生の一部なんだ。それが人生なんだよ……」とコメント。

からの、先日のSAGアワード授賞式の「ちょ、待てよ!」シーン。これはもう、妄想が膨らんでしまうではありませんか……!

男性がひとめぼれしたカップルって続くって言いますし、ブラピも、一時はアンジーの危険な魅力に溺れた時期もあったかもしれないけど、好みのタイプであるジェニファーに、今でも惹かれているのでは……。

本当にお節介ではありますが、ふたりのファンたちの期待は、ますます高まるばかり。

しかし、当のブラピはそんなファンたちを牽制するかのように、SAGアワード授賞式のレッドカーペットのPeople TVのインタビューに対して「友達がいて、可愛い子どもたちがいて、自分で淹れるコーヒーが好きだし飼っている犬も好き。人生になんの不満もないね」と語ったばかり。

56歳のブラピを次に射止めるのは、元妻・ジェニファーなのかそれとも新たな誰かなのか。この「ブラピ狂騒曲」、今後もしばらくは止みそうにありません。

前回記事「SAG賞でブラピとジェニファー復縁を確信する人続出。「愛がある元夫婦の関係」とは?」はこちら>>