長井かおりさんが大人メイクの5つの難題に回答「前向きな気持ちがメイク上達のカギ」_img0
 


Q.アラフォー以上の大人は、高いコスメを使うべきでしょうか?


A.値段よりもウデを上げて!


「悩みの多い大人ほど、メイクがうまくいかないのをコスメのせいにしがちですが、どんなアイテムでもテク次第で素敵に仕上げることはできます。だから、コスメの値段ではなく、メイクのウデを上げることに注力したほうが、ずっとステキなあなたなれるはず。ただし、今っぽさを簡単に手に入れたいなら、値段にかかわらず、最新のカラーやアイテムを使うのがオススメです」

 


Q.一重まぶたがコンプレックスです。一重専用のメイクを教えてください。


A.まぶたの形にとらわれないで。目を開けたときにどう見えるかがポイントです!


「正直、私はメイクをする相手が一重か二重かは意識していません。
それよりもきちんとまぶたにメイクでつくった立体感="彫り"があるかのほうが重要。彫りさえあれば、どんなカラーでも思いのままにつけこなせます。
アイラインも、目を開けたときに目頭側のキワが見えるかどうかで判断。目頭側が覆いかぶさってくるまぶたで隠れるなら、目尻だけに入れます。必要なものを一番効果的に取り入れ、最短ルートでキレイを目指す方法を新刊の中でも紹介しているので、ぜひ読んでみてください!」


Q.どうすれば、もっとあか抜けますか?


A.完璧に仕上げてはダメ。少量のアラやムラは残すべし


「たとえば、1ミリの狂いもないように左右対称に仕上げると、実はかえって不自然。肌の赤みや色ムラが気になるからと均一に厚塗りしてしまうとのっぺりしていてステキに見えないんです。自分のコンプレックスを隠しきらない、という時代の空気感も踏まえ、少しムラやアラを残した不完全なほうが、人間っぽくて魅力的に見えると思います。隙のない不自然な美しさより、多少のアラがあるリアルな仕上がりが抜け感を生んでくれるはずです」

長井かおりさんが大人メイクの5つの難題に回答「前向きな気持ちがメイク上達のカギ」_img1
 

<新刊紹介>
『世界一わかりやすいメイクの教科書』

¥1500/講談社


「キレイな人」「なんだかステキな人」と思われる、ベーシックな好感度メイクテクを詰め込んだ最新長井メソッドの教科書。“世界一わかりやすい”にこだわった懇切丁寧なプロセス写真で失敗しないメイクを提案。

撮影/当瀬真衣(TRIVAL)
文/楢﨑裕美

 

第1回:「メイクの5つの手ワザ「知っておくとメリットだらけな最強ツールは手」」はこちら>>

第3回:「“変顔”でメイクの完成度が上がる!コスメと仲良くするための驚きメイクテク」2月19日公開予定
第4回:「高いファンデでも肌がキレイに見えないのは、下地を上手に使えていないから!」2月21日公開予定

 
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