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肉じゃがやハンバーグといった定番おかずは、こねたり煮たりと、意外と手がかかるもの。もっと簡単に早くできて、ボリュームもばっちり! そんな、忙しい人の食卓で活躍するとっておきのレシピを、料理研究家・城川朝さんの『忙しい人の家族ごはん』からご紹介します。

 


新感覚ポークソテーをわが家の味に


手順の少なさだけでなく、材料選びにもひと工夫すれば、作るハードルがいっそう下がります。

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豚肉は適度に脂身が混じる肩ロースがおすすめ。薄切り肉で作ると、子どもでも食べやすい。

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トマトピューレは使いきりサイズのパックが便利。ぜひ買い置きを。

 

 材料(4人分)
※大人2人+子ども2人を想定しているため、通常の4人分よりもやや少なめです。

豚肩ロース薄切り肉 … (300g)
玉ねぎ(薄切り) … 1/2個

A
トマトピューレ … 1袋(150g)
トマトケチャップ … 大さじ4
ウスターソース … 大さじ3/4
砂糖 … 1つまみ
水 … カップ1/2

バター … 大さじ2
キャベツ(スライサーでせん切り) … 300g
ミニトマト(へたを除き半分に切る) … 16~18個
塩、こしょう … 各適量

 作り方 
1 フライパンにバター大さじ1を溶かし、豚肉を広げながら入れ、色が変わったら返して、一度取り出す。

2 残りのバター、玉ねぎを加え、しんなりするまで炒める。

3 Aを加え、ゆるくとろみがつくまで数分煮る。

4 1の豚肉をフライパンに戻し入れて塩、こしょうを加え、全体にからめる。器に盛り、キャベツ、ミニトマトを添える。

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ご飯とみそ汁を添えて。

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城川 朝(シロカワ アサ)

外資系航空会社のキャビンアテンダントを経て、結婚後、10年以上にも及ぶアメリカ生活で、かねてからの趣味だった料理を本格的に学ぶ。現地では、スクールの講師として教えるまでに研鑽を積み、帰国後、東京・西荻窪で料理とお菓子の教室を主宰。テレビ番組や著書、キッチンツール開発まで活躍の場を広げる。ふたりの娘は、それぞれ家庭を持ちながら仕事でも活躍。その多忙ぶりを目の当たりにし、忙しいなかで食事作りをする人へのエールになればと本書の企画がスタートした。おいしさと作りやすさの両立を目指して試作を重ね、作り続けてきたレシピにも新たな工夫とアイディアを盛り込んだ。著書に『夫婦ふたりのシニアごはん』『ラクしておいしい あつまりごはん』(ともに講談社)、『もっと野菜が食べたいから まずはゆでる!』『冷凍できる晩ごはん』(ともにNHK出版)などがある。

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『忙しい人の家族ごはん』
著者 城川 朝  講談社 ¥1300(税抜)

忙しい人に伝えたいのは、食事はシンプルがいちばんということ。もし時間がなくて行きづまっているなら、急ぐテクニックを駆使するより、メニュー自体をシンプルにすることです。そして、同じ料理を繰り返し作ること。レシピを見ずにその料理を作れたら、それがいちばんの「時短」になります。思いたったら迷わず作れる主菜が10品もあれば十分。わが家の味といえる料理があれば、食事作りは格段にラクになります。多忙な子育て時代を過ごしたベテラン主婦が、40年間徹底的に検証し、実践したゆとりを生む時短術とベストレシピ!

『忙しい人の家族ごはん』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
講談社くらしの本はこちら>>

撮影/鈴木雅也
構成/生活文化チーム

出典元:https://kurashinohon.jp/1182.html

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