火を使わないからラク&見た目も豪華!「まぐろの山かけ丼」のレシピ_img0
 

忙しい食卓では登場しにくい魚料理。でもお刺身の〝さく〟を使えば、面倒な下処理もいらず簡単、見た目も豪華なごちそう丼が作れます。「食事って、やっぱり見た目も大事。目で満足させたら半分成功ね」と語る料理研究家・城川朝さんの著書『忙しい人の家族ごはん』から、シンプルな味付けで作りやすいレシピをご紹介します。

 


ひと手間でおろし作業がぐっとラクに!

火を使わないからラク&見た目も豪華!「まぐろの山かけ丼」のレシピ_img1
 

すりおろす作業に面倒くささを感じる人は多いと思いますが、ここにもひと工夫を。皮をむいた長芋はキッチンペーパーで巻いて持つと、滑らずにすりおろしやすく、かゆみも防止できます。

 

 材料(4人分)
※大人2人+子ども2人を想定しているため、通常の4人分よりもやや少なめです。

ご飯 … どんぶり 4杯分

まぐろ(刺身用・赤身) … 150~200g
長芋 … 350g(15~18cm)
卵 … 1個
  
A
水 … 小さじ1
しょうゆ … 小さじ1/2
塩 … 小さじ1/2
顆粒和風だしの素 … 1つまみ

しょうゆ … 大さじ1
青のり(粉末) … 少々
練りわさび … 少々

 作り方 
1 Aをよく混ぜ合わせる。

2 長芋はすりおろし、Aを加えて混ぜ、卵を割り入れてよく混ぜ合わせる。

3 まぐろはそぎ切りにし、しょうゆをからめる。

4 丼にご飯を盛り、2のとろろをかけ、3のまぐろをのせる。青のりを散らし、わさびを添える。

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城川 朝(シロカワ アサ)

外資系航空会社のキャビンアテンダントを経て、結婚後、10年以上にも及ぶアメリカ生活で、かねてからの趣味だった料理を本格的に学ぶ。現地では、スクールの講師として教えるまでに研鑽を積み、帰国後、東京・西荻窪で料理とお菓子の教室を主宰。テレビ番組や著書、キッチンツール開発まで活躍の場を広げる。ふたりの娘は、それぞれ家庭を持ちながら仕事でも活躍。その多忙ぶりを目の当たりにし、忙しいなかで食事作りをする人へのエールになればと本書の企画がスタートした。おいしさと作りやすさの両立を目指して試作を重ね、作り続けてきたレシピにも新たな工夫とアイディアを盛り込んだ。著書に『夫婦ふたりのシニアごはん』『ラクしておいしい あつまりごはん』(ともに講談社)、『もっと野菜が食べたいから まずはゆでる!』『冷凍できる晩ごはん』(ともにNHK出版)などがある。

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『忙しい人の家族ごはん』
著者 城川 朝  講談社 ¥1300(税抜)

忙しい人に伝えたいのは、食事はシンプルがいちばんということ。もし時間がなくて行きづまっているなら、急ぐテクニックを駆使するより、メニュー自体をシンプルにすることです。そして、同じ料理を繰り返し作ること。レシピを見ずにその料理を作れたら、それがいちばんの「時短」になります。思いたったら迷わず作れる主菜が10品もあれば十分。わが家の味といえる料理があれば、食事作りは格段にラクになります。多忙な子育て時代を過ごしたベテラン主婦が、40年間徹底的に検証し、実践したゆとりを生む時短術とベストレシピ!

『忙しい人の家族ごはん』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
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撮影/鈴木雅也
構成/生活文化チーム

出典元:https://kurashinohon.jp/1183.html

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