【手相占い】過干渉な母親と近くに住むべきか、距離を取るべきか

今回のお悩みは親御さんとの関係ですが、私自身親や家族との関係に 苦しみ続けた身なのでこれが正解です、などとは言えませんし、親子関係において正解なんてのはないのですよね、きっと。(根深いだけに……)。

というわけで、つるさんの手相から読み解いて何かヒントになるようなことが あれば嬉しいです。つるさんは見事な「離れ型&インド人線」(著書『ざんねんな手相』に詳しく載っております)ですね。

離れ方同士は、すごく理解しあえるか、我関せずで生きるかどちらか

「離れ型」の手相についてはこちらの連載でも何回もご説明したので、今回は簡単に。

離れ型はレアな手相(両手ともはさらにレア)で、カリスマ的な存在、先見の明あり、人とは感覚が違う(天才的)、リーダー気質、トップに立ってなんぼ、空気は読まない、部下にすると扱いずらい、まず合う人が少ない、理解されにくい、理解者が1人でもいたら最強、空気を読みだすと良さはなくなる。

つまり自分を信じて、自信を持ってはじめて輝く人が離れ型。素晴らしい手相の持ち主です！　それだけは断言できる！　だからつるさんは素晴らしいエネルギーを持って生まれたのです。

ちなみに離れ型は遺伝率が高いのですが、お母様の手相はどうでしょうか? 離れ型同士だとお互い干渉せずに好きなことをして生きていくか、ものすごく理解し合えて仲がいいか、どちらかになりやすいですが、それも環境によって変わるので親子関係ではそれぞれ違いが出やすいです。どちらかが離れ型じゃない場合はやはりお互いを理解ができずに苦しんだりしやすいです。

優しく愛情深い「インド人線」

あと、つるさんは両手とも「インド人線」です！　インド人線とは、感情線が人差し指と中指の付け根に向かって伸びている線のこと。(『ざんねんな手相』に詳しい解説が載っています)、人の役に立ったりお世話したりすることに喜びを感じます。この線は、愛情深く結婚すると自分の家族をとても大切にします。でも人のお世話までしてしまう人に多く、職業では介護士、看護師、保育士さんなどに多いのです。優しく愛情深いので人の役に立つことに喜びや誇りを持つ人に多く出やすい。「たえず人の世話を焼くことで……」とお悩みではありますが、もしかするとお母様はインド人線をお持ちかもしれませんね。つるさんご本人も両手ともインド人線なので、やはり人のことは放ってはおけないかもしれません。

距離を取る方がはるかに楽、それは本当にそうだと思います。割り切れたらどんなに楽か、特に家族間ならなおさら。しかし家族だからこそ割り切れない、そんな繰り返しなのかもしれません (私自身もそうでしたから)。

しかし！　大切なのはなによりも自分自身です！　つるさんの手は両手ともは35歳あたりから運命線が切りかわってしっかり出ているので、35歳前後から自分を生きれるようになったのかなと思いました。自分らしく自分の人生を生きるような転換期だったのかも。このあたりでご結婚をされていたら、自分の家族を持つことで運を開く手相ですね。だからこそつるさん自身が幸せに暮らせる選択をしていくことが大切なのです。

つるさんの手は指も含めて全体的にふっくらしていて、エネルギーがあり、丘も全体的に張ってます。 家族愛を表す金星丘もふっくらしているので、お母様と距離を取って割り切ろうと思っても、人のお世話をしてしまうインド人線もあるので気になってしまうのではないかなと思います。かといって近くにいすぎるとご自身が疲れてしまうかもしれない、それだと本末転倒。やはりここは離れ型の性質をうまく使っていただきたいなと思います。離れ型は理解し合える人がそもそも少ないので、分かり合えない人とは分かり合えないままなんです！　無理に近づいてもお互い疲弊するだけの場合も多い。ある程度の距離を取った方がいい場合もありますから(その方が冷静になれたりもするし)。無理にわかり合う必要はないと私は思っています。

だからこそ分かり合える人と一緒にいることが大切です。その方が運も開きやすい。離れ型の人は自分自身を信じることで力を発揮できます。人や周りの空気を読むと良さは半減しますので、空気は読まずにゴーイングマイウェイで大丈夫です！

自分の気持ち最優先！　自分ファーストで！

近居にするべきかに関しては、今まであまりお互いを理解できていなかったとするならば、 近すぎない方がいいと手相からは読み解きます。

が！　それが正解だとは言い切れません。家族間に正解なんてないからです。だからこそ大事にすべきは自分自身なんです。自分を信じて正解やうまくいくことを優先せず、今あるつるさんの幸せを選んでください。

お母さんにはお母さんの人生が、つるさんにはつるさんの人生があります。それがたとえ親子だとしても、自分の人生は自分のものです。親のものでも、子にものでもありません。ご自身の人生に、選択に自信を持ってください。(離れ型だし！)

どう生きても人はきっと後悔してしまう。だからこそ今をどれだけ大事にできるかなんだと思います。

正解はありません。やってみるしか結果はわかりません。選択と決断の繰り返し、トライアンドエラーの繰り返し、それでも納得のいく人生にはならないかもしれない……なら、いまをたくさん楽しむ、笑う、そんな選択をつるさんにはしていただきたいと思っています。

つるさんが笑顔で穏やかに暮らせることが1番大事です。

「家族なんだから助け合って当たり前」に縛られないで

はっきりとしたお答えじゃなくてガッカリさせてしまったかもしれませんが、何かつるさんのお気持ちが少しでも軽くなることがあれば嬉しいです。

私自身は家族とはもう完全に距離を取っていますが、むしろその方が家族に対して愛情を持てるのです。一緒にいるとお互いに潰しあってしまうから、距離を取り、精神的な安心感の上で家族のことも想い合える、そんな状態です。何か困った時は直接じゃなくてもいくらでも助け合える方法はあると、 私は家族と離れてみて気がつきました。だから今はだいぶ楽です(笑)。

家族間のことで悩んでいる方は多いと思いますが、一緒にいることだけが正解ではないと、選択肢の中に入れておいていただけたらうれしいです。「家族なんだから助け合って当たり前」という言葉にずっと苦しみました。家族の数だけ答えはあっていいと私は思います。自分にあった選択をするためにも自分をより知ることは大切だし、ヒントはたくさん手のひらにもありますよ！

手相ちゃんからのアドバイス

①離れ型の自分に自信を持って、自分を信じるべし!
離れ型の人は人とは違う視点を持つ特徴があります。でも自分を信じていないと その能力は陰ってしまうので、自信を持ってください!

②家族だからという理由で縛られないでいい
無理にわかり合おうとせずに、家族でも一人一人の個人なんだと割り切ることも 時には必要。

③なによりも自分の大切にしたいものを一番に！
自分の宝物(大事なもの)を選んでいい。自分の笑顔を守る生き方を。

④選択肢はひとつじゃない
こうじゃなきゃとか、こうあるべきなのかと決めてしまわずに、こうでもいいんじゃないかと、考えにゆとりを持って選択肢を増やしておく。

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