身長154cmの人気スタイリスト川上さやかさん流のファッション理論を教わる短期集中連載。今回は、「小柄なうえに華奢」でお悩みの方の着こなしテクニックを聞いてきました。

スタイリスト川上さやかさんが実体験から語る「小柄さんが避けたいNGアイテム」とは?>>>


Q.体が華奢な5号や7号サイズだから、貧相な感じに見えたり、子供のように見えてしまいます。

 

ブラウス/ザロウ デニム/スリーバイワン バッグ/エバゴス 靴/ピッピシック イヤリング/シャルロットシェネ リング/ドゥジャガー

 


ゆとりのあるトップスで、上半身の華奢さをカモフラージュ


ミモレ読者の皆さんから寄せられたSサイズのファッションのお悩みの中には、「華奢なので市販のフリーサイズの服が大きすぎて着られない」「自分のサイズにぴったり合うブランドが見つからない」という声がありました。1号〜7号の洋服を着られるような小柄で華奢な方ならではのお悩みですね。

着こなしでいちばん大事なのは、上半身の華奢さをカバーすること。

ボトムはぴったりとしたジャストサイズのものを選んでいいですが、トップスはふんわりとしたデザインのものに頼るのがおすすめです。ちょうど今はトレンド的に、空気をはらんだようなデザインのトップスがたくさん出ているので探しやすいと思います。

私は黒ブラウスを着ていますが、華奢な方の場合、できれば引き締まって見える黒よりも膨張色である淡い色の方がより上半身をカモフラージュできます。


上下ともにジャストサイズにすると子供っぽく見えてしまいます

すべて/私物

こちらはNGコーディネート。たとえば、体にぴったりとフィットするリブニットと、ジャストサイズのデニムを着た場合。体にフィットするから、一見自分のサイズに合っているように感じるかもしれませんが、実はこの組み合わせが子供っぽく見える原因です。

しかも、今はそもそも、ジャストサイズの服よりも、体が泳ぐような大きめサイズの服の方がおしゃれに見えます。

 
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