この峠には、こんな気持ちのいいカフェもありました。
気持ち良さそうにお茶している男性ふたり。
このあやまる岬からすぐ目と鼻の先、空港から車で20分、島の最北端にあるのが「夢をかなえるカメさん」。竜宮の使いであるカメさんの像を触ると、願いを叶えてくれるそうで。触る場所によって叶う願いが違うので、私は「女性の願いを叶える」という前左足を触っておきました。
そして今回の観光のハイライトが、「大島紬村」での泥染め体験です。敷地内には色とりどりの花が咲いていて、ガイドの方が説明してくださいます。
泥染めは、奄美独特の伝統的な染物。シャリンバイという木と、泥田の泥を使って染めていきます。いくつもの工程があるのですが、詳しい工程はこちらで。
今回はTシャツを染めました。本当はブーツを履いて泥田に入るのですが、軟弱な私は「服が汚れるかも」と思い、ボールに泥を入れてもらって染めました。
作業中のみんなの姿。またしてもへっぴり腰の私。
こんな風に、染めずに白地を残したいところをゴムやヒモで縛るのですが、私は出来上がりが上手く想像できず、適当にやったらびっくりするくらい可愛くない柄になってしまったので、出来上がりのTシャツはお見せできませんが、皆さんは可愛いTシャツや暖簾、ハンカチを作っていましたよ。
こんな感じの泥染めアイテムが作れます。
大島紬を織る工程も見学させていただいたのですが、気が遠くなるほどの緻密な計算と職人技で作られていて。
最初に書いたデザイン図を元に作っていくのですが、すみません、あまりにすごすぎたので覚えきれず、詳しくはこちらで。
職人さんたちの機織りを見たあとでは、高価とされる大島紬が「それでもまだ安いんじゃないか」と思えてしまうほど、丁寧な工程をかけて作られていることに圧倒されたので、工場見学、ぜひおすすめしたいです。こんなすごい伝統工芸が今でも受け継がれていることに感動すること請け合いです。
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