まず最初に解説するのはシルエット別のワンツーコーデ。このコーデの何がいいかというと、体型カバーにぴったりなのです。年齢を重ね、シャープさなくなり丸みを帯びてきた、変なところにお肉がついてきた。逆に削げてちょっと寂しげになってきた。体型に悩みがあるのなら、まずはシルエットで考えるワンツーコーデをマスターしましょう。

シルエット別コーデ①
二の腕、お尻、お腹を隠し、シルエットのメリハリで下半身を細く見せる”ゆる×ピタ”コーデ

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シャツ/トラディッショナルウェザーウエア パンツ/ハイク スカーフ/デスティン メガネ/コモノ リング/ハルポ バッグ/ヴァジック シューズ/ザラ
 

シャツはお尻が隠れるくらいのチュニック丈でゆったりとしたものに、ボトムはスキニーですっきりと。シャツもデニムで作る”ゆる×ピタ”コーデは、パリッとした素材ということもあり、アウラインが直線的になり、とてもシャープな印象に。年齢を重ねて丸みを帯びてきた大人の女性の身体をすっきり見せてくれます。仕上げに小物も潔く黒でまとめれば、その雰囲気をさらに加速することができます。

 

シルエット別コーデ②
細身のアイテムでスタイルよく、ラインも際立つので女性らしさを感じさせる”ピタ×ピタ”コーデ

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Tシャツ/GAP スカート/Jジャーナルスタンダードレサージュ バングル/ノースワークス
スカーフ/オズマ バッグ/ヤーキ シューズ/レベッカバルドゥッチ

まず大前提ですが、大人の〝ピタ〟はほどよいフィット感でOK。肉感や下着のラインを拾ってしまうような〝ピタ〟は避けてください。特にトップスは要注意です。このコーデはシルエットですでに女性らしさがあるので、コーデのポイントは露出のバランス。この着こなしのようにトップスが半袖なら、ボトムはできるだけ露出がない長い丈を選ぶ。幸いなことに今はスカート丈が長くなっていて、丈が長いタイトスカートも豊富なので、こんな着こなしもラクラク叶ってしまいます。ただし全部を覆ってしまうとやや重いので、腕だけ、足首だけ、デコルテだけといったように、どこか一部は肌を見せて抜け感はつくるようにしましょう。

シルエット別のコーデはさらに下半身太りにいい”ピタ×ゆる”コーデ、すぐに今っぽく着こなしで華奢見えさせる”ゆる×ゆる”コーデがありますが、気になった方はぜひ本でチェックしてみてくださいね! 次回は色を駆使したワンツーコーデを提案してもらいます。お楽しみに♪

 

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<新刊紹介>

重ね着不要!トップス1枚×ボトム1枚で迷わずおしゃれ見えの「ワンツーコーデ」を伝授!
『ただ着るだけでおしゃれになるワンツーコーデ』
福田麻琴 著 西東社刊 1300円(税別)4月3日発売予定

ミモレでもおなじみの人気スタイリスト福田麻琴さんが提案する、忙しい女性のための簡単におしゃれになれるワンツーコーデの実例集。トップス1 枚、ボトムス1枚だけ で構成するコーディネート、通称 「ワンツーコーデ」。 楽でありながら 「いつも同じような 服装 になってしまう」「カットソー1枚だとラフに見えすぎる」といった悩みも多く、女性誌では度々着こなし特集が組まれていました 。本作ではそんな ワンツーコーデをおしゃれに見せるコツ 、コーデ実例を多数紹介。 T シャツ一枚でもきちんと見せるには? イマドキの定番シャツの着こなし方とは ?など、知って納得の解説と一緒に楽しめる内容となっています。


撮影/須藤敬一(人物)、魚地武大(TENT/静物)
スタイリスト/福田麻琴
ヘア&メイク/TOMIE(nude.)
モデル/竹内友梨
構成・文/幸山梨奈
 
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