Miwako’s point!!
「パウダー、クリームとテクスチャーを使い分け、眉を立体的に仕上げます」
 

 

水野さん:「眉毛を描く時って、ほとんどの方が正面の鏡を見ながらですよね。三面鏡だとわかりやすいのですが、眉毛というのは眉頭から眉尻にかけて、骨格に沿うようにゆるやかにカーブを描いているんです。だから眉尻もちゃんと足して、横から見てもちゃんと立体的で、眉頭から繋がる眉毛に仕上げましょう。180度きれいで、立体感が生まれるように描くのが理想です」

川良編集長:「確かに、そうですよね。正面からの形ばかりを気にしていました」

水野さん:「その場合、横から見ると眉尻が足りていなかったり、眉毛の生え方によっては隙間ができてしまったり。なので、眉尻にかけては毛を逆撫でるように、逆方向からしっかりと埋めていきます。そうすれば、立体的で骨格に自然に馴染む、美しい眉毛が簡単に作れます。その時大事なのが、1つのアイテムで完結させないこと。パウダータイプのものと、クリームタイプのものを使い分けましたが、異なるテクスチャーのものを2つ使うようにするだけで、仕上がりはより自然になります」

 

使ったのはこれ!
 


​いつも通り眉毛を作った後に、パウダーをつけたブラシで毛の流れに逆らいながら、隙間を埋めます。クリームタイプは仕上げに。細く硬さのあるブラシでしっかりと色を乗せるイメージ。


未和子さんのレクチャー、いかがでしたか?特別なメイクテクニックというよりも、アプローチを少し変えてみるだけで、メイクとおしゃれの関係性がより親密になる気がしませんか。

次回は川良編集長のシャツスタイル。どんなメイクアドバイスを受けるのか、乞うご期待です!

デニム & ジャケット#マディソンブルー
ニット#コス
撮影/目黒智子
メイク/水野未和子(3rd)
ヘア/TAKESHI(Sept)
取材・文/松井陽子
編集/朏 亜希子(mi-mollet編集部)


第2回:ミモレ編集長 川良咲子さんの「シャツの日」のメイク 4月14日公開予定
第3回:エディター&ライター 松井陽子さんの「デニムの日」メイク 4月16日公開予定
第4回:エディター&ライター 松井陽子さんの「シャツの日」メイク 4月21日公開予定
第5回:美容エディター 松本千登世さんの「デニムの日」メイク 4月24日公開予定
第6回:美容エディター 松本千登世さんの「シャツの日」メイク 4月29日公開予定

 
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