Miwako’s point!!
「シェーディングとハイライトで、素肌感を残しながらもフォーマルな印象に仕上げます」

 

水野さん:「シェーディングは、髪の生え際から、顔の周囲をぐるり。シェーディングと言っても、そこまで深い色は取り入れていません。立体感があった方がいいからと濃い色を選んでしまいがちですが、素肌より少し濃い色くらいで大丈夫です。その方が扱いも簡単。素肌がマットだとやった感があるので、先ほども言いましたが、ベースは本当に軽くしています。もともとのヘルシーさを奪わないように、陽子さんは素肌は色を整えるだけにしました」

松井さん:「でも、このツヤ感が加わるだけで印象が全然違う。華やかさもですし、お手入れがちゃんとされている感じ(笑)自然体で、でもちゃんと整っている、そんな印象になりますね」

水野さん:「今日はブラシを使って仕上げましたが、陽子さんの場合は素肌に色があるので、直接塗って、指で馴染ませても大丈夫。その方がカジュアルな感じになると思います。ウェットなツヤ感と、さらに光を集めるので、エレガントというより、はつらつと華やいだ印象に」

松井さん:「これは、本当に簡単ですね。未和子さんの魔法の手がなくても、わたしでもできそう。テクニックがいらないのに、印象をちゃんとブラッシュアップしてくれるなんて、本当に感激!ちょっと改まった感じにしたい日はシェーディングとハイライトでうまく行きそうです。リップもそうだったけれど、やらないより、確実にやったほうがいいものがあることを教えていただいたのが本当にうれしいです!未和子さん、ありがとう!」

水野さん:「コスメアイテムは進化を続けていて、取り扱いが簡単になっていたり、使用感もよりナチュラルになっていたり。mi-mollet や、雑誌や、それこそプロのインスタグラムなどで情報収拾してみて。プロの目を通して紹介されているものには、ちゃんと理由がありますから。でもなんども言いますが、今回も特別なことはなにもしていません。(笑)お人柄を含めた陽子さんの魅力をより際立たせられたんだと思います」

 

 

使ったのはこれ!

肌に濡れたようなつやをプラスするグロウスティック。繊細なパールが輝きと透明感を演出します。頬、まぶた、唇など、輝かせたいところにのせるだけでメークアップの可能性がぐっと広がる1本。シャネル ボームエサンシエル スカルプティング¥5500/シャネル

 


「普段メイクをほとんどしない」という松井さんをブラッシュアップさせる、未和子さんの的確で、愛情のこもったメイクアドバイス、今回も説得力がありましたね。


次回は、美容エディターの松本千登世さんが登場!メイクもコスメについて精通されている松本さんと未和子さんのメイク談義にも注目です。そして、松本さんのプライベートが垣間見られるデニムとシャツスタイルも、どうぞお楽しみに!

撮影/目黒智子
メイク/水野未和子(3rd)
ヘア/TAKESHI(Sept)
取材・文/松井陽子
編集/朏 亜希子(mi-mollet編集部)

 


第1回:「デニムコーデを洗練させる「立体眉」の描き方」 はこちら>>
第2回:「大人こそ春メイクは「ピンク」。肌に自然な血色を足す方法」 はこちら>>
第3回:「デニムの日の定番・赤リップ。プロが勧める旬の1本とこなれる塗り方」 はこちら>>

第5回:美容エディター 松本千登世さんの「デニムの日」メイク 4月24日公開予定
第6回:美容エディター 松本千登世さんの「シャツの日」メイク 4月29日公開予定

 
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