「母がおしゃれ好きだったこともあって、子供の頃は女性らしいアイテムからハードでマニッシュなアイテムまで満遍なく着せてくれました。なので大人になった今でも、ハンサムな服もカジュアルな服もフェミニンな服も幅広く楽しんでいます。ですが、美容家として活動するようになって意識するようになったのは、美容やコスメ好きの方はフェミニンなテイストが好みという方が多いため、人前に出るときは、意識して、わかりやすく甘めで女性らしい着こなしをすることでした。ですが、美容家としてヘアメイクとファッションのバランスを考え続けていたら、ハンサムな服装でもヘアメイクの調整で女性らしく持っていくことができることに気づけたんです。なので、ここ最近は特にハンサムなスタイルがグッと増えました。これまではほぼスカートスタイルだったのすが、今はもうほぼパンツしかはいていないくらい変わりましたね。
ハンサムなアイテムの中でもジレは大好き。ストライプ柄のジレとパイソン柄のバッグの堂々とした“圧”で(笑)おしゃれな雰囲気にもっていったスタイルです。ハンサムな着こなしにはセルヴォークの「ディグニファイド リップスのキャメル(29)」で“血色なしメイク”に。とことん辛口に仕上げています」(神崎さん)
<新刊紹介>
『服が似合う顔が欲しい』
神崎 恵(著) 1600円(税別)
大和書房
著書累計134万部突破の美容家による最新刊。オール私物で紹介する「服」と「メイク」と「ヘア」の似合わせの法則です。
自分が「あか抜けない」と感じるときって「顔だけが浮いている」こと、ありませんか?
最近、「自分の鉄板顔」と違うメイク、していますか?
オール私物で洋服のコーディネートもたっぷり紹介した本書では、
服、メイク、ヘアのトータルで自分をプロデュースする方法を丁寧に解説しました。
◎女っぽい気分のとき ◎甘さを楽しみたいとき ◎知的に見せたいとき ◎カジュアルな服を着こなしたいとき
それぞれ、似合うメイクもヘアも変わってきます。
キーアイテムとなる服の選び方、そこから組み立てるコーディネートの法則、メイクとヘアのポイント…
トータルバランスで考えれば、難しい服も着こなせるし、鮮明なリップも似合うようになります。
いつ会ってもおしゃれ。何を着ても似合う。会うたび、違う一面を見せてくれる。
テクニックさえあれば、誰でもこんな人になれるんです!
スタイリング・メイク・モデル/神崎恵
ヘア/赤羽麻希
撮影協力/角田かおる
構成・文/高橋香奈子
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