映画データベースサイト「IMDb」が行なった「今までで最高のジェームズ・ボンド映画は?」というアンケートの結果、我らがダニエル・クレイグ様が演じた『カジノ・ロワイヤル』(2006)が1位を獲得!

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「カジノ・ロワイヤル」(2006) 写真:Everett Collection/アフロ

2位のピアース・ブロスナン様の『ゴールデンアイ』(1995)が支持率29%なのに対して、ぶっちぎりの71%という人気ぶりでした。

 

『カジノ・ロワイヤル』は1963年に出版された、イアン・フレミングによる小説『007』シリーズの長編第1作で、ダニエル様にとって記念すべきボンド役デビュー作品でもあります。

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「カジノ・ロワイヤル」(2006)より。 写真:Splash/AFLO

しかし、ダニエル・ボンド・ファンを自称する私ですが、実は『カジノ・ロワイヤル』よりも2作目の『慰めの報酬』の方が印象に残っていて、『カジノ』の方はぼんやりとしか思い出せないのですよね〜。

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「慰めの報酬」(2008) 写真:Everett Collection/アフロ

それはなぜかというと、やはりトム・フォードのスーツの威力が大きいのではないかと思うのです。

『カジノ』では、前ボンドのピアース・ブロスナンから続いていたイタリアの「ブリオーニ」のスーツで、そちらももちろんかっこよかったのですが、ちょっぴりクラシックな雰囲気。今までのチャラいボンドとは違い暗い影を持つダニエル様はそれはそれで素敵でしたが、『慰めの報酬』でトム・フォードのスーツをバリッと着こなしたダニエル様の姿を見た瞬間。私はスーツイケメンの魅力に、いや、ダニエル様の魅力に開眼したのです。トクン。―「なに、この胸のときめきは…!?」

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「慰めの報酬」(2008)より。写真:Collection Christophel/アフロ
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「慰めの報酬」(2008)より。写真:Everett Collection/アフロ

スーツにたいして詳しいわけでもない私にも、そのスーツのかっこよさと、それを完璧に着こなしているダニエル様の素晴らしさは一目でわかりました。ダニエル様の体型に完璧にフィットする、少し細身で洗練されたスタイリッシュないまどきのスーツ。それまでのボンド役がかなり長身だったため、178cmのダニエルは小さいし金髪だし、ボンドには似つかわしくないと散々叩かれていたけれど、この『慰めの報酬』でそんな声はかき消えたのではないでしょうか。

そんなわけで、単に私がダニエル様のスーツ姿のかっこよさを語りたかっただけとなってしまったのですが、もちろん『カジノ』もいい作品(うろ覚えだけど)。

この原稿に対し、ファン垂涎のスーツ姿のダニエル様の画像を大量にセレクトしてくださった編集部には、心からの感謝を贈りたいと思います……! 見たかったのはこのダニエル様!

ダニエルがボンドを演じる『007 ノー・タイム・ノー・ダイ』は11月公開予定なので、外出自粛の間に007一気見をして歴代スーツイケメンたちを堪能したいと思います。皆さんのお気に入り『007』作品は何ですか?
 

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