紫外線というものは5月からぐっと量が増えるもの。「ちょっとそこまで」「ちゃっとやっちゃおう」というシチュエーションでも、確実に紫外線を浴びるシーズンに突入です。となると、顔用だけでなくボディ用の日やけ止めも必要! そこで2020年の新作から、注目すべき日焼け止めをピックアップしてみました。
 

【焼かない! 焼けない! 高機能ぶりに脱帽の日焼け止め】


1.【アネッサ】熱に着目、世界初のアプローチで肌を守り抜く
2.【ビオレUV アスリズム】近赤外線をカットして“じりじり感”を防ぐ
3.【ロート スキンアクア】日中に塗り直してもさらさら気持ちいい!
4.【アリィー】肌をキレイに見せつつ、こすれに強い
5.【雪肌精】うるおいと透明感にあふれる肌をキープする
6.【ポーラB.A】最新テクノロジといえば見逃せない!


ボディ用の日焼け止めを使うべき理由をおさらい!


顔はともかく「ボディ用の日焼け止めはレジャーの時だけ」なんて思っていませんか? 単純に日焼けを防ぐ以外にも、ボディ用の日焼け止めを使うべき理由はこちら。

理由その1:デコルテや腕の老化対策に!

シミ、シワ、たるみ、乾燥といった肌のダメージは、紫外線の影響によって引き起こされるもの。顔だけがキレイでも、首すじがくすんでいたり、腕がカサカサしてきたりすると、「夏になるとなんだか老けて見える」と思いがち。紫外線対策は、日焼けを防ぐばかりでなく、エイジング対策という意味があることを忘れずに!

理由その2:「なんか焼けた?」は日々蓄積するから

これといって覚えがないのに、ボディ全体がうっすら赤くなっていたり、黒くなっていたり。日々のちょっとした紫外線が「なんとなく焼け」の原因に。注意したいのは、地面やベランダからの照り返し。たとえずっと家の中にいても、紫外線を浴びてしまうという事実!

理由3:日焼け止めのテクノロジーがすごいから!

日焼け止めを選ぶとき、「どんなテクノロジーなのか?」を基準にしてみるのもおすすめ。ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、それぞれのメーカーやブランドが、どんなテクノロジーを採用しているかで、製品の得意ワザが変わってきます。使うシーンはもちろん、使用感やテクスチャー、持ちの良さなど「これが欲しかった!」と思える機能がきっと見つかるはず。なんとなく塗っておくより、満足感と納得感とともに塗る方が効果も上がる、気がします。


夏の日差しからご婦人のボディを守る最新日焼け止めをチェック!


2020年は優秀な日焼け止めが続々とデビュー。テクノロジーに注目しながら、どんな特長があるのかをチェックしてみましょう。
 

①世界初のアプローチで肌を守り抜く【アネッサ】

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アネッサ パーフェクト UV スキンケアミルク a SPF50+・PA++++ 20ml ¥1200(編集部調べ)、60ml ¥3000(編集部調べ)/資生堂

アネッサのすごいポイントは「太陽などの熱により、紫外線をブロックする膜が強くなる」という、サーモブースター技術が搭載されたことです。これまでは、汗や水にふれると紫外線をブロックする膜が強くなる、アクアブースター技術 EXというテクノロジーを採用していましたが、さらなるパワーアップを果たしています。太陽の熱を味方につけて、がっちりと紫外線をブロックするという発想です。「今日は暑くなりそうだな」と思ったらアネッサの出番。しかも、スキンケア成分を50%配合している点、せっけんでするりと落とせる点などなど、デイリーに使いやすい日焼け止めだと言えます。
 

 

②近赤外線をブロック!“じりじり感”を防ぐ【ビオレUV アスリズム】

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ビオレUV アスリズム サンバーンプロテクトミルク SPF50+・PA++++ 60ml ¥2000(編集部調べ)/花王

たとえば真夏の信号待ちで「日焼けしてるっていうか、炙られてる」と思うことってありますよね。じりじり・・・・・・、じりじり・・・‥。このじりじり感に着目したのがビオレUV アスリズム。紫外線をカットするのは当然として、近赤外線をブロックするテクノロジー、近赤外線ブロックフィルターTechを採用することで“じりじり”から肌を守るという日焼け止めです。ぜひとも、自転車や自動車を運転することが多い人におすすめしたい! ほかにも、日傘を差したくても手が足りなくなる買い物への行き帰りとか、UVカットの羽織りものを着るのは暑すぎて無理、などなど太陽から逃げ場のないシチュエーションで役に立ってくれることでしょう。
 

③日中に塗り直してもさらさら気持ちいい!【ロート スキンアクア】

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スキンアクア スーパーモイスチャージェルゴールド SPF50+・PA++++ 110g ¥740(編集部調べ)/ロート製薬

日焼け止めは数時間おきに塗り直すのがベター、というのは理解できるわけですが、実際問題としては塗り直しってちょっと抵抗があるものです。とくに湿度が高いときなんて、「肌がベタベタするくらいなら、もう、少しぐらい焼けてもいいや・・・・・・」という気持ちになりがち。そのお悩み、ロート製薬のスキンアクアシリーズで解消できそうです! ブロックベール処方を採用することで、肌にムラなく広げられることがポイントに。薄い膜でもしっかり紫外線をカットできるうえに、塗ったあとは肌がサラサラする、というのがありがたいところ。汗をかいたうえから塗り直してもさらさらするという実験結果もあるようです。夏になったら絶対に試したい!
 

④肌をキレイに見せつつ、こすれに強い【アリィー】

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アリィー ニュアンスチェンジUV ジェル WT SPF50+・PA++++ 60g ¥1800(編集部調べ)/カネボウ化粧品

せっかく日焼け止めを塗っても、服やバッグで肌がこすれた結果「あれ、なんか肩だけ焼けてるかも・・・・・・」とガックリすることってありませんか? 意識してもこすれや摩擦は防ぎきれないわけですが、そんなときに思い出したいのがアリィー。スーパーフリクションプルーフという機能を搭載、日焼け止めの膜が壊れにくくなったのがポイントです。膜が壊れにくくなるとは、つまりは日焼けしずらくなるということ! これだけでもスゴイと思いますが、今年のアリィーは肌をキレイに見せてくれる、ナイスな効果もプラス。高輝度パールを配合したニュアンスグリーンの色調で、透明感のある肌を演出してくれるすぐれもの。夏ファッションを楽しむ強い味方になってくれそうです。

 

⑤うるおいと透明感にあふれる肌をキープする【雪肌精】

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雪肌精 スキンケア UV ジェル SPF50+・PA++++ 90g ¥2100(編集部調べ)、40g ¥1050(編集部調べ)/コーセー

雪肌精の日焼け止めのスゴイポイントは、美容液80%配合という点につきます。80%って、それはもうスキンケアしていると言ってもいいのでは?! と思うほど。ハトムギ発酵エキスをはじめとした美容液成分が配合されて、うるおいをキープするだけでなく透明感を目指せるというのもいいところ。乾燥や肌あれが気になる人にとっては、頼りになることは間違いなしです。そしてテクスチャーの心地よさにもこだわりあり。スルスルと塗り広げられるジェルタイプですが、肌にのばすと化粧水をつけているようなみずみずしさが! その心地よさでボディを慈しみながら使えるのがポイントです。顔用とボディの両方に使うなら、雪肌精がおすすめです。
 

⑥最新テクノロジーといえば見逃せない【ポーラ B.A】

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B.A ライト セレクター SPF50+・PA++++ 45g ¥11000/ポーラ

顔用の日焼け止めですが、もうとにかくB.Aの日焼け止めってスゴイ! 太陽光=肌の大敵というこれまでの常識から、一歩進んだ日焼け止めです。着目したのは、太陽光に含まれる「赤色光」という光。肌にとってどんな都合のいいことがあるか、といえばハリや弾力をキープすることに関わっているのだとか。ライト セレクターという名の通り、肌に悪さをする紫外線と近赤外線はカットして、都合のいい赤色光は透過させることを高い技術をもって実現したというわけです。イメージとしては、太陽が美顔器になるような・・・・・・? カッとした強い日差しを浴びたとしても、B.Aの日焼け止めを使っていると罪悪感なく過ごせそうです。


なんとなくで選んでいた日焼け止めも、テクノロジーを知ると興味をもって選べるようになるはず。どんなテクノロジーなのかを把握しておけば、シチュエーションに合わせた日焼け止めを選ぶという、上級テクも可能に! もちろん基本の基本は塗り忘れないことにありますが、気になるものを塗り比べしてみる、なんて楽しみかたもアリですね。
 

構成/藤本容子
 

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