理由その3
どんなにがんばっても、男女としてのときめきは薄れてしまう
20代後半で結婚したとして、結婚13年目で夫婦はアラフォーを迎えます。そんなとき、自分にまだ性的魅力があることを確認したくて他の異性に走る男女がいかに多いかということが、ハリウッドカップルを見ているとよくわかります。ベンもジョニデもゲイヴィンも離婚の原因は夫側の浮気。あのジョニデだって、50歳目前にして出会った20代美女、アンバー・ハードの魅力に目がくらんで13年来のパートナー、ヴァネッサを捨てて恋に走ってしまったわけですし……。「恋したい!!」という人間的欲求には、大事にしていた家庭を捨てさせる程の衝動があるのかもしれません。
いわゆる“性的魅力”というものは、どんなセクシー美男美女だったとしても、一緒に暮らしていることでどんどん薄れてしまいます。「いつでも出来る」という安心感に、いつもお決まりの手順という怠慢、子供がいる場合は、セックスする時間と場所の制約も加わり、その結果、セックスを“よそ”に求めるように——いくら家族として妻を愛していても、女としては愛せなくなる。そんな夫を、妻も愛せなくなる(その男女逆パターンもまた然り)。レスにならなくてもベッドのことが義務となってしまっては、セックスライフが苦痛になってきてしまいます。そんな感情をだましだまし夫婦生活を続けていても、ついに限界に達してしまうのが「魔の13年目」。ジェイダ・ピンケット・スミスがマーク・アンソニーとW不倫したのも、まさにその13年目なのです。
理由その4
子供の成長に伴い、「かすがい」でなくなる
子供がいる夫婦なら、生まれてから数年間は育児に追われ、それがようやくひと段落する頃に改めて自分たち夫婦を振り返ったら、そこには子供以外のかすがいがなかったことに気づいた、ということもあるかもしれません。グウィネスが破局を発表したとき、長女のアップルは8歳。度重なる浮気が離婚の原因だったと言われているベン・アフレックの長女バイオレットも9歳。元妻ジェニファーも、「子供が小学校に上がるまでは」的な我慢をしていたのかもしれません!?
理由その5
人間的な成長のサイクルが約12年周期
どんな占いでも、人間の運の周期は、たいてい9年から13年くらいとされています。ということは、結婚して13年の間に必ずサイクルが一巡するということに。そうすると当然、人生観や価値観も結婚当時とは大きく変化してくるはず。例えば、グウィネスの離婚原因はストイック過ぎる食生活と厳し過ぎる子供たちの教育方針にあったと言われているけれど、彼女がマクロビオティックにハマり始めたのって、結婚して数年たってからのこと。クリスからしたら、今までタバコを吸ってビールも飲みまくっていた妻が急に「今日からアルコールも小麦粉も肉も砂糖も禁止だから」なんて言い出して、超・困惑したに違いありません。夫婦一緒に足並み揃えて成長して来られた場合はいいのですが、お互いの成長の度合いが違い過ぎたり、価値観が大きくズレて来てしまったという場合は、一緒に暮らし続けるのがしんどくなってきてしまいます。
次回は、いよいよ「13年説」最終回! 総括します
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