たろちゃんマンさんからの質問

Q. 自粛生活で運動不足気味です。


かれこれ2ヶ月の自粛生活を強いられていたため、外出する機会が減り、体重もみるみる増加。ぽっこりお腹も見て見ぬフリもできなくなってきました。少しずつ外出の範囲も広がっていくとは思いますが、毎日簡単にできるエクササイズを覚えておこうと思っています。

 


資生堂グローバルイノベーションセンター 主任研究員 白土 真紀さんの回答

A. これからの季節は、お腹と二の腕をスッキリ引き締める簡単エクササイズがおすすめ。


家で過ごす時間が長くなると運動不足になりがち。これからの季節は薄着になることで隠れていた体や肌のもたつきが気になりますよね。特にお腹や腕のぷよぷよしたお肉を「今のうちに何とかしたい」とお思いになる方も多いのではないでしょうか。

資生堂では1950年に初めて「資生堂美容体操」を発信し、その後も顔の肌だけでなく全身の健康美に繋がる美容情報や製品をお客さまに提供しています。
自粛生活が長引く中、少しでもリフレッシュできたらいいな、と思い、弊社企業サイト「いまだから大切にしたい、毎日のこと」で自宅でできるエクササイズを紹介しています。

私の仕事は主に、健康科学をベースとした、休養・栄養・運動などの生活習慣が心身の健康や美容に及ぼす影響についての研究です。
例えば、生活習慣病に対するサプリメントと運動の相乗効果や「肌に触れる」「香りを嗅ぐ」などの五感刺激が心身に及ぼす影響についてなど、心と体と美の関係について基礎研究からプログラム開発(美容法開発)まで幅広く行ってきました。
また、みなとみらいの資生堂グローバルイノベーションセンター内にあるS/PARK Studioというスポーツ施設のマネージャーも兼務しているので、こうした研究知見を基にアクティブビューティーをコンセプトとしたプログラムを提供しています。

今回のコロナウイルスの影響で在宅時でも気軽に続けることができる体調維持や気分転換の方法等を提案しようという事になり、今回のエクササイズの考案・監修を担当しました!
多くの方が運動不足気味の状態にある事を考え、急激な運動をしてケガをしないよう、適度な負荷でかつ効果的であることを重視した内容にしています。もちろん、普段、運動をされない方にもおすすめしています。


【脱・ぽっこりお腹! エクササイズ】
お腹は全身の中でも目立つ部分です。しかし、ダイエットで体重や脂肪を減らしても、下腹がポッコリと悪目立ちすることがあります。お腹をスッキリさせるために重要なのは「腹筋を鍛えること」です。
腹筋は「天然のコルセット」として内臓を支え、骨盤を安定させる働きがあり、少しずつでも毎日鍛えることが大切。お腹の真ん中にある腹直筋を鍛える簡単エクササイズで、スッキリと理想的なお腹を手に入れてください。

 

①椅子に深く座り、手で椅子を抑えて上半身を軽く支えます。
②下腹に力を入れて、息を吐きながら両膝を持ち上げます。上げたら少し止めて、息を吸いながらゆっくりと下ろします。(5~10回程度繰り返す)
③最後に、手のひらが上になるように指を組んで両腕を上げます。お腹の筋肉を伸ばすように意識して、背中を少し後ろに反らせながら上へと伸び上がります。

足を引き上げて止める時間を長くすると、よりハードなエクササイズになります。(足を持ち上げたところで止めて、ゆっくり5~10数えてみてください)。


【プルプル二の腕をスッキリさせるエクササイズ】
半袖になるとごまかしきれないのが二の腕。特に二の腕の後ろ側は、普段の生活でほとんど使うことがないため、たるみがち。だからこそ二の腕の後ろ側を日頃から意識して動かすようにしましょう。自分の体重を利用してゆっくりと動かし、体の芯から引き締める気持ちでおこなうのがポイントです。

 

①脇をしめて肩幅に手をつき、膝を立てて床に座ります。背筋を伸ばし、指先をお尻側に向けて床に手をつきます。
②二の腕に力を入れながら両肘をゆっくり曲げ伸ばします。(回数の目安は10回程度)
③片方の肘を持ち、頭の後ろで引き寄せます。これを両方ともおこない、腕の後ろ側の筋肉を伸ばします。

「お尻がすべってしまい、安定しない」という方はヨガマットを敷いておこなうと良いですよ。回数の多さでなく、筋肉を意識しながら「効いている」と感じられる回数を、少しずつ毎日おこないましょう。ぜひ、お試しください。
 

PROFILE
  • 白土 真紀さん/資生堂グローバルイノベーションセンター 主任研究員運動や栄養、リラクセーションなど、健康科学をもとにした美容ソフトの開発、化粧行為による五感刺激が心身に及ぼす影響や、運動などの生活習慣に関する研究などが専門。S/PARK Studioマネージャーを兼務。博士(健康科学)、日本体力医学会認定健康科学アドバイザー。 この人の回答一覧を見る
 取材・文/長谷川真弓 

 

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