昨日は誕生日。まさか、こんな悲しいバースデーを迎えるとは思いもしませんでした。

これまでもブログにて何度もご紹介してきた、やまあい村の「走る豚」。

 

オーナーの武藤さんが呼びかけたSNSに「放牧豚禁止の措置が国会で可決」の可能性を伝えました。それも本人に伝えられたのは数日前で、7月には畜舎での管理を義務付けるもの。「走る豚」からブランド名を「走らない豚」に改名しなければならない勢いです。

武藤さんのこれまでの道のりは険しく、お父様の時代から産業廃棄物処理場化になりそうな場所として考えられていた場所を買い取り、この土地に「やまあい村」を作りました。

水が豊かで米どころとしても有名。そんな場所の山上に産業廃棄物処理場を作られたら、この場所に限らず多くの農家さんが作る農産物への危機はひとたまりもありません。この土地を守ってきたのも武藤さんの尽力のおかげといっても過言ではありません。

皆で訪れた一昨年の夏。豚さんも人懐っこく可愛い。

そういう彼に、自治体からでもなく同業者の人伝で「7月から法律で放牧豚が禁止になるらしい」という措置を耳にし、あまりネガティヴな言葉を発しない武藤さんですが、その時思い立ってSNS上で呟くこと決心。

放牧豚の意味も皆様ご存知ですか?畜舎もなくできるだけ自然に寄り添うやり方で家族単位で豚を放牧し、ノンストレスで育てるのを意図としてます。それを無くしては本来のあるべき姿をなくなってしまいます。

夏はくぬぎの林の中で涼しく散歩。各々が自由に行動します
クルンと丸まった豚の尻尾は私の好物(笑)
 

しかも、事前の通達、検証や相談もない中で、既に法案は非公開の中で可決され7月施行という、あまりにも無謀な法律。

加えて、広大な土地に豚を放牧しているので、全ての豚を収容するには莫大な資金が必要となります。もちろん「走る豚」のブランド名も改名しなくてはならないでしょうし、もし走らせるためには東京ドーム3棟分の畜舎が必要になります。まずそれは不可能。この土地を手放せと無言で言われているようなものです。

私たちの安全な食を守るためにも、知らないうちに・・・はやめていただきたいもの。

こんな状況でも未来を見たい私です。

武藤さんの言葉はFacebookTwitterInstagramでご覧いただけます。より多くの方に読んでいただけたら幸いです。

右側がやまあい村のオーナー武藤勝典さん