マスク前提のメイクは「ファンデなし&メイクは目元のみ」で清潔感を!
マスクのときのメイク、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?今回は、マスクをしても“映える”メイクの方法です。「外出先では1日中マスクを着用しているという方が多いため、『今までのメイクでは通用しない』と感じている方もいらっしゃるのでは?」とヘアメイクアップアーティストの赤松絵利さん。
「マスク着用を前提にしたメイク」の基本テクニックを教えていただきました。
「今まで『何となく…』でやっていたスキンケアだって、コロナ禍で大きく変わりましたよね。メイクも同様です。今年の夏は思い切って“ノーファンデ”で過ごしましょう!」と赤松さん。
「マスクは肌に負担がかかるんです。これからの季節は温度・湿度ともに上昇するため、マスク内が蒸れて雑菌の温床に。そんな中、ファンデーションを塗るとさらに肌に負担がかかります。また、マスクにべったりついたメイクも気になりますよね。
そこで、皆さんに提案したいのは、あえて“ファンデーションを塗らない”こと。
ノーファンデと聞いて自身のない方、驚かれる方もいらっしゃいますが、『ファンデを塗らない=すっぴん』というわけではありません。ファンデーションを塗らなくても引けを取らないメイクのアイテムの選び方や、ワンポイントテクニックをご紹介します」(赤松さん)。
① 下地のコントロールカラーはピンクからグリーンへ
「ファンデを塗らない肌作りの“カギ”は『コントロールカラー』を味方につけること。赤みやシミ・くすみ・色ムラなどの肌悩みをファンデでまるっとカバーしていた方、そして色付きの下地はピンクを使っていた方が多いのではないでしょうか?マスクメイクはその常識を捨てて、下地の色を上手に使う方法を紹介します。
赤みやニキビ跡、シミが気になる場合は、グリーンのコントロールカラーを選んでください。顔全体に塗った後、小鼻や頬の赤みが気になるところを重ねづけして。
また、くすみを取り除きツヤを与えたい場合は、パープルやホワイトを選ぶと良いでしょう。額、頬の高い位置に塗ると、光を味方につけられますよ」(赤松さん)。
<ほてり・赤みをカバーするグリーン>
<くすみをカバーするホワイトorパープル>
② ファンデーションは潔く塗らない!
マスク内の環境を整えるためにも肌に負担のかかるファンデーションの使用は極力控えることがおすすめだとか。
「汗や過剰な皮脂の分泌により化粧崩れも気になりますし、外出先でマスクを外した時に(マスクの)内側にファンデがべったりついていたり、ファンデを塗っているところと塗っていないところの『メイク格差』も気になります(笑)。こういう時は潔くファンデを塗らないこと!これがマスク時代の新・様式だと思えば、ストレスにもなりません」(赤松さん)。
③ リップはマスクにつかないティントタイプがおすすめ
マスクメイクのもうひとつの難題といえば、リップメイク。
「マスクを外さないというのであれば、リップは塗らなくても良いでしょう。ですが、食事の時や万が一、マスクを外すことがあった場合の『備え』はしておきたいですね」(赤松さん)。
そんな時のリップ選びの条件は?
「まずは『色が落ちない』リップを選ぶことです。ゆるめのテクスチャーのリップスティックやグロスは避け、唇がしっかり色づくティントタイプを選ぶこと。
または、色付きのリップクリームを。口紅よりは発色が弱いため、マスクにも色移りがしにくいのでおすすめです。リップを塗った後、軽くティッシュオフして、余分な油分をオフしてください。
もうひとつは『色』選び。マスクを外した時に血色感のあるレッドやピンクがおすすめ。会食などのフォーマルなシーンではより赤みの強い色を選ぶと顔まわりが華やかに仕上がります」(赤松さん)。
<ティントタイプ>
(左から)唇の色も活かしならほんのり色づく。ピンクにもレッドにも見える健康的な発色の06がおすすめ。オペラ リップティント N 06 ¥1500(税別)/イミュ
仕事やフォーマルな場にもぴったりな、きれいな発色がいつまでも続くプルーフタイプのリップティント。ディオール アディクト リップ ティント 771 ¥3700(税別)/ディオール
<色つきリップクリーム>
(左から)100%精油配合で唇を守りながら色を楽しむリップスティック。テラコッタレッドが上品な仕上がりに。ザ パブリック オーガニック オーガニック認証 精油カラーリップスティック スーパーフェミニン バーニングレッド ¥648(税別)/カラーズ
UVケア、スキンケア、メイクと1本で3役!ナチュラルなクリーミーピンク。江原道 UVリップトリートメント SPF25・PA++ ¥2600(税別)数量限定発売中/Koh Gen Do
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