辛口でシンプルな着こなしが人気のファッションエディター昼田祥子さん。ユニクロのベストセラーアイテム「EZYアンクルパンツ」をおしゃれに見せるテクニックを、着回しコーディネートで教えてもらいます。
 

こんにちは、エディターの昼田です。
私のクローゼットはミニマムで、とにかく服は数を多く持たないのがマイルール。平日のパンツは3本に絞っています。

絞ることのメリットとは、
・毎日コーディネートに迷わないでいい
・無駄な買い物が減る
・服に対して愛情のある使い方ができる

いいことがいっぱい!ボトムが決まっているから、買い足すトップスも迷いません。コーディネートに迷うエネルギーを消耗しなくていいので、ラクになります。

ということで、平日3本のうちの1本、ユニクロの「EZYアンクルパンツ」の着回しをご紹介しますね。
 

ユニクロの黒パンツ着回し1:HYKEのボーダートップスでほんのりモードに

パンツ/ユニクロ トップス/ハイク ピアス/TODAYFUL  サングラス/アイヴァン7285

ユニクロの「EZYアンクルパンツ」が以前より少し改良され、とても使いやすくなっているんです。みんなに愛される大ヒットパンツということもあって、まるで白ごはんのように何にでも合う、クセのないアイテム。

気をつけていることがあるとしたら、トップスは普通じゃないアイテムを選ぶことでしょうか。大きく踏み外さなくていいので、ほんのちょっとだけクセを入れるイメージ。 

例えば、このハイクのボーダは、裾にスリット+紐がついたデザイン。普通っぽいけど、ちょっとバランスを崩したアイテムです。
 

 

ユニクロの黒パンツ着回し2:ブーリエンヌのビッグシャツできちんとハンサムに

パンツ/上と同じ シャツ/ブーリエンヌ シューズ/オデット エ オディール サングラス/アイヴァン7285

シャツのときも、合わせるのは“普通じゃないもの”がテーマ。
パリのシャツブランド「ブーリエンヌ」は、大きめのサイズ感、タイトな首回り、ハリのある衿の芯地、眩しいくらい真っ白なホワイト(どれも写真だとあまり分からないですね笑)など、ちょっとだけ個性があります。ドレッシーなシャツはモノトーンでハンサムに、あえて崩さず発表会のような真面目なムードで着ています。

 

女っぽく着たい時は、胸元を開けて。

ちょっと勇ましいポーズですみません…(笑)。

このシャツは立体感があって、後ろ姿も年齢を隠してくれるから好きです。
 

ユニクロの黒パンツ着回し3:エイトンのロングTシャツで辛口なレイヤードに

パンツ/上と同じ シャツ/エイトン シューズ/ユナイテッドアローズ サングラス/モスコット 手に持ったジャケット/ドゥーズィエム クラス

黒のロングTシャツで、全身を黒のモノトーンスタイルにまとめています。もしもトップスがウエストくらいのレギュラーの丈だと“ザ・普通”に終わってしまうので、レイヤード感があるアイテムを投入してみました。

 

エイトンのカットソーは本当にいいですね!二の腕の太さが目立たないので、去年に日引き続きノースリーブをまた今年も買ってしまいました!モスコットの黒メガネで、余計な色を使わず潔くオール黒に。この男っぽさがやっぱり私は落ち着きます(笑)。

このように、悪目立ちせず、どんなトップス、どんなテイストにもしっくりと馴染んでくれるユニクロの「EZYアンクルパンツ」。夏もヘビロテ確実です!

構成/高橋香奈子