英国で今の時期の恒例人気イベントというのが、テニスの世界4大大会ウィンブルドン選手権。キャサリン妃もご結婚前からの大ファンで、今では主催者クラブのパトロンとなってサポートもされています。
残念ながら、こちらも今年はコロナパンデミックの影響で中止に。残念な思いとともに、来年の開催を心待ちにするべくPR動画の中で、キャサリン妃がナレーションに初挑戦されました。
そんな英国の歴史を刻むウィンブルドン選手権では、厳格なドレスコードがあり、選手たちのユニフォームは白と決められています。
それに敬意を表されてでしょう、キャサリン妃の観戦ファッションも、実は白が多いのです。
白といえば、キャサリン妃ファッションの鉄板カラー。カラフルな印象が強いプリンセスファッションですが、実は白の着用率が最も高いのです。振り返ってみるとなんともバリエーション豊富なキャサリン妃ファッション。
さらっと着られてお手軽なワンピースを中心に、オフィスにもピッタリなジャケットの着こなしなど、様々な白の着こなしをご覧ください。
フラワープリントの白ワンピースでガーリーに
まずは2017年のウィンブルドン・ファッションです。
白地に、キャサリン妃の定番であるフラワープリントがあしらわれたワンピースを着用。ブランドは愛用のロイヤルブランド、キャサリン・ウォーカーで、フィット&フレアーの膝丈、フレンチスリーブのデザインが、ガーリーで爽やかさ全開ですね。
顔まわりは無地で、スカート部分にだけプリントが配されているので、スッキリとした印象で誰にでも似合いやすい夏ワンピースと言えるでしょう。
フレンチスリーブといえば、二の腕が気になる人は躊躇しがちですが、実は筋肉ありのキャサリン妃は気にせず着こなされています。
ワンピース自体でシルエットが完成しているので、着るだけで視覚効果によって体型をカバーしてくれて、スタイル良く見せてくれるワンピースです。
白×黒モノトーンのドットワンピースをモダンに
こちらも2017年のキャサリン妃です。永遠の定番柄である白ベースに黒のドットワンピースを着用されています。
自然に身体に沿う、フィット&フレアーのシルエットはやはりこちらも同じ。ドットが大きめサイズなので、顔に近い襟元は大きめに開いていたり、長袖でなく7分袖だったりするところが、重く派手に見えないポイントです。
全体に柄がある洋服の場合、小物使いが実は重要で、キャサリン妃もこの時はパンプスでなく、サンダルタイプをセレクト。軽さがプラスされ、若々しくスタイリッシュな印象になっています。
また靴が黒ならバッグは白と、小物の色をあえて揃えず、ワンピースの白×黒の分量とうまくバランスを取られているところも注目です。
モノトーン柄のコーデでは、全体的に黒の分量が多くなるとシックで落ち着いて見え、逆の場合は若々しく夏らしいイメージになります。
30代後半のキャサリン妃は、まだ白が強めといった、まさに年齢相当のコーディネートと言えると思いませんか?
アラフォー以上の方なら、バッグを黒にしても良いかもしれませんね。
素材で差をつける、カットワークワンピース
今から6年前(2014年)、この時既に一児の母とは思えないほど、ガーリーなワンピースがお似合いなキャサリン妃です。
クルーネックに半袖のフィット&フレアーと、デザインがコンサバな分、素材で可愛らしさをプラスしています。レーシーなカットワークも、プレーンカラーの代表「白」ならば、上品でレディライクな雰囲気になりますね。
また、この時の小物にも注目です。
全身を白一色にするのではなく、扇子型のラフィアクラッチやスカーフを鮮やかな赤にされ、アクセントをつけられています。
キャサリン妃はこの時、ウィンブルドン観戦のお供としてマストなフルーツと言われる “イチゴ”をイメージされ、赤を選ばれたと推測しています(笑)。皆さんもお好きな色をプラスすれば、自分スタイルの完成です。
どこまでもプリンセススタイルを追求するなら、ヘアもキャサリン妃のような縦巻きが鉄則ですね。
ケーブルニットのマリン調ワンピースで爽やかに
こちらはご結婚翌年、2012年のキャサリン妃です。
前年に着用されたものを、ここウィンブルドンで着回しをされました。
ハイゲージのケーブルニットに、セーラーカラー、ストライプでアクセントがつけられた、まさにスポーツシーンにピッタリといえるワンピースですね。
トラッドテイストは、いわばロイヤルの基本。しかもこんなニット素材なら、着心地もよくて、シーン、年齢も選ばないので便利な一枚です。
以前、サラ・ジェシカ・パーカーも着ていたことのあるこのワンピース。モード系スタイルにするか、プリンセス風に着こなすかは、小物とヘアスタイルで決まります。
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