秋めいてきて、真っ先に買いたくなるもの、何ですか? 私は、何と言っても「布もの」。そう、ストールです。
もちろん、スタイリングに変化をつけられるから、や、気温調節ができるから、というポイントもあるのですが。私にとって大切なのは、巻き方やあしらい方で「素肌の分量」を調整できる――ということ。夏の間愛用した、Tシャツやタンクトップも、ストールが1枚あれば「秋のアイテム」になります。
今日は、季節をブリッジする実力小物、ストールのブランド、ファリエロ サルティの青山店をご紹介しますね。

ファリエロ サルティ 青山店 tel. 03-6450-6635  fax. 03-6805-0410
〒107-0062 東京都港区南青山5-3-25 営業時間 12:00-20:00/不定休

5年ほど前、伊勢丹新宿店の1階の売り場で見かけて、触って、そしてその場を離れられなくなったのが、ファリエロ サルティのストールでした。吸い付くように色っぽく、優しい肌触り。こんな感覚初めて、と思ったのを覚えています。さらに、その絶妙な色出し。当時私が買ったのは、グレーをたくさん含んだベージュでしたが、この色もまた、「今までに経験したことのない」ものだったのです。ただし、結局購入はしたのですが、その場で即決できなかったのは、そのプライスゆえ。えぇーーーっと、驚いたのを、今でも覚えています(笑)。その後、秋の立ち上がりどころか、シーズンレスに活用しましたので、充分すぎるほど元は取りましたが!

ファリエロ サルティは、もともと生地を扱うテキスタイルブランドです。1992年、創業者の孫であるモニカ・サルティによって、ラグジュアリーストールのコレクションがスタートし、その名はますます知られることになったのでした。

実はまだお会いしたことはないのですが、モニカはまさにミモレ世代。小さなお子さんをもつ、ワーキングマザー。そして、とても小柄な女性で、いつもストールを巧みにあしらうファッショニスタだ、とも聞いています。いつかインタビューさせてもらいたいな、と思っています!!

お店をアテンドしてくださった、PRの吉田祐子さんに、簡単でおしゃれな巻き方を見せて頂きましたので、わかりやすくコマ送りでご紹介します(笑)。ロゴのTシャツに、そのロゴの色をとったブルーのストール、そして真っ赤なリップがとても素敵でした♡

長方形のストールを「適当に」斜めにとり、首にひと巻き。残った両端を、首の後ろで交差させ、首にもうひと巻き。小さく残った両端を、首の後ろで結んで終わり。※あまりきつく巻かず、ふんわりと空気がたまるようにあしらうのがコツです。そして結んだ先は、ストールの中に入れ込んでしまいます。吉田さん着用のストール¥35000(税抜)/ファリエロ サルティ 青山店

ほかにも、華やかなプリントや、シックな色もたくさん揃うので、秋の小物を探している人は、お店に是非立ち寄ってみてください!
オンラインストアもあります! 

オススメの秋のストールはこれ!

少しポップな柄を選んだ鈴木。首の周りにふんわり巻いて、正面にボリュームがくるように。首の後ろで結んだストールの先は、隠すように仕上げて。ストール¥48000(税抜)/ファリエロ サルティ 青山店
私が選んだのは、チャコールグレーのストール。白のシャツに、秋の質感をプラスするのが、こんな1枚です。襟を自然と立てて、ふんわり巻くように。ストール¥68000(税抜)/ファリエロ サルティ 青山店