Sサイズスタイリスト川上さやかさんとLサイズエディター高橋香奈子による、ユニクロの服だけで着回すコーディネート企画がスタートします。今回は着回しアイテムやコーディネートを紹介する前に、ユニクロで服を選ぶときのコツを紹介します。

 

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スタイリスト流!ユニクロでの服の選び方のコツ

スタイリスト川上さやか。身長154cm。シンプル&ベーシックな着こなしやSサイズならではの着こなしテクニックが大人気。断捨離をして以来、少ないワードローブで効率よく着回している。撮影/目黒智子

ユニクロの服はシンプルだからこそ使いやすいのですが、サイズ感で今っぽさを取り入れないと、着こなしが更新されていないように見えることがあると感じます。

なので、いくら値段が安くても試着をしないことは絶対にありません。いつものサイズと、もうひとつ上のサイズの両方を必ず試着室に持ち込みます。

このワンピースは身長でいうとSサイズがいいと思うのですが、Mサイズの方が長くて今っぽく見えると思いました。実際に試着してみると、Mサイズでも胸元やワキの開きが気にならなかったのでMサイズを選んだんです。

プレミアムリネンシャツ¥2990/ユニクロ

また、その服をどうやって着たいかを思い描いてから買うのも大事だと思っています。
たとえばこのリネンシャツ。私はあえて大きめのLサイズを選んでいます。

なぜなら、私のコーディネートで登場率が高い細身パンツに合わせたいと思うと、シャツはパンツとメリハリをつけてゆるっとしたバランスがいい。それがイメージできていると、必然的にジャストサイズではなく、大きめサイズを選ぶことができます。
もちろん、肩にかけたり、腰に巻いたりもしたかったので、Lサイズにすることでそういう場合にも支障が出ないかは試着室でしっかりと確認しました。

ユニクロのアイテムは値段が高くないからお気に入りがくたびれてきたら、また同じものを気軽に買い換えられるというメリットはあります。ですが、何度も活用でき、長く着回していくには、丁寧にモノを選ぶことが大事だと思います。(川上さん)

 
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