モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。43歳の彼女が、ファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。
ナチュラル、ヘルシー、カジュアルetc. そんなイメージのはまじに大草直子コンセプトディレクターが提案するのは「清潔なセクシーを纏う」。一見、相反するふたつの言葉は、はまじを始め、40代の女性に必要なものだと大草ディレクターは言います。今回は“セクシーさ””色気”とはどんなものなかを深掘りしていきます。
色気のある人は惹きつける力のある人
はまじ：今回のテーマになっている「清潔なセクシー」。“清潔”には文字通りの意味、そして前回おっしゃっていた、知性があり、凜々しく、自立した人というニュアンスがあると思うのですが、セクシーな人、色気のある人ってどんな人なんでしょうか？
大草：色気のある人というのは惹きつけることのできる人なんじゃないかな。ファッションでいうなら華やかな着こなしで遠目で惹きつける、ということもあるし、もっと近くで来たときにも惹きつける何かを持っている。たとえば手入れがしっかりされた素の爪を持っているということもあるかもしれない。
はまじ：遠目でも近くで惹きつけるものを持っているって確かに素敵だなあ。”引き”と”寄り”のどちらでも客観的に自分をプロデュースできる力を持っているということなのかな。
大草：そうですね。ただ遠目の色気はより多くの人の見えるものだから、少し若い世代に必要なことなのかもしれない。40代はもっと距離感が近いところでの惹きつける力があるといいですね。
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