気づけば久々となっていました、キャサリン妃の話題。
最も近々に登場されたのは7月23日、ウィリアム王子とお揃いでコロナ禍における新たな支援の発表と共に、その関係者とのミーティングをされました。

その時のキャサリン妃といえば、まさに英国サマーファッション!
日本よりも一足早く真夏の陽気だった英国で、涼しげなプリンセススタイルを披露されました。

こちらが最新のキャサリン妃ファッションです!

ワンピース/スザンナ 写真:代表撮影/Eyevine/アフロ

きっとご一家でアウトドアで過ごされる時間が多いからでしょう。髪もずいぶん焼けて明るくなりましたが、だからこそお洋服は白が良いですね。

白地にグラフィカルなドット柄、共布ベルト付きのオーガニックコットンのワンピースは、この日初めて公開されたニューアイテムです。かねてからご愛用の、ロイヤルの皆様に人気の英国ブランド、スザンナのもの。

レトロなデザインがお得意のデザイナーですが、シャツカラーに半袖+カフ、ボックスプリーツでボリュームを出したスカートのシルエットなど、このワンピースからは50’sのニュアンスが漂いますね。

本来ヴィンテージ好きの英国人らしく、キャサリン妃もトレンドに関係なく愛用できるクラシックなお洋服が増えています。
そんな中でも実は、キャサリン妃が大好きなドレスのディテールがあるんです!

それがシャツワンピース。

この日のデザインもそうですが、他にも様々なタイプのシャツワンピースを愛用されています。ご結婚当初のものから最近のものまでご紹介しましょう。

着用年度は大きく異なるのに、今でも古さを感じないデザイン選び。キャサリン妃の審美眼は必見です。

 

<2012年>プリンセスはマスト!鮮やかなグリーン
 

ワンピース/マルベリー スエードのプラットフォームパンプス/ジミー チュウ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

こちらは結婚翌年、2012年のキャサリン妃です。
パトロンとなられている自然史博物館でのギャラリーオープンに出席された時のファッションですが、この時のワンピースもシャツカラーでした。鮮やかなエメラルドグリーンのシルク素材にジャカードのピース&ラブモチーフが入ったマルベリーのもの。
ベルトでウエストマークされたデザインというのも当時から現在に至る、変わらないキャサリン妃スタイルです。

この頃はお洋服の丈といえば、膝上もしくは膝丈!と決まっていましたが、年々レングスにバリエーションが出てきました。
細かいこだわりはありつつ一見シンプルなデザイン、そして長袖のこんなデザインなら、今後も着回しされること間違いなしです。

ちょっとここで余談ですが……(笑)。

実はこの日は、キャサリン妃はご結婚後初めて前髪を作っての登場だったんです。
ファラ・フォーセットのよう!と称されながら大きな話題となりましたが、そのとき私だけ(?!)は疑っていました……キャサリン妃の妊娠を!ふっくらしたお顔を前髪でカモフラージュされたのではと。
私の推測が事実かどうかは知るよしもありませんが、この数日後、緊急入院という不測の事態をもって、キャサリン妃のご妊娠が明らかになったのでした。


<2015年>モノクロの英国調ハウンドトゥース(千鳥格子)柄

ワンピース/ラルフ ローレン ブラック レーベル スエードクラッチ/マルベリー スエードパンプス/スチュアート・ワイツマン 写真:代表撮影/AP/アフロ

今から5年前、2015年9月のキャサリン妃です。
シャーロット王女を出産され、公務を再開された時の大注目のファッションがこちらでした。

白黒モノトーンの、まさに英国を思わせるチェック、ハウンドトゥース(千鳥格子)にパテントの黒ベルトがアクセントになったワンピース。シルクという素材も手伝って、裾にかけてフレアーに広がるスカートがとてもフェミニンでロイヤルらしいですね。

ブランドこそ英国ではなく米国のラルフ・ローレンですが、チェックはキャサリン妃にとっても外せません。

色も柄も、露出も控えめ、なのに華やかさも感じさせるのは、素材の軽やかさと膝丈で若々しさがプラスされているから。それでいてエレガントでもあるドレスは、英国プリンセスのお気に入りとなるのも納得ですね。

 
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