美容院やネイルサロンに、コロナ以前と変わらない頻度で行っても良いものか、考えあぐねてしまう昨今。この機会にネイルをやめたい、健康的な爪を育てたいと思っている方にピッタリなのが、育爪(いくづめ)スタイリスト・嶋田美津惠さんの著書『女は爪で美人になる ネイルしない、磨かない、ムリしないでキレイになる』です。

美しく健やかな爪に変わることで、日々の気づきが増え、モチベーションも上がり、運命も変わっていくと著者は語ります。今、爪に自信がない人でも、何歳からでも、確実に変えられるというその育爪術について、3つのポイントを本書から一部抜粋してご紹介します。

 

私のサロンを訪れるお客さまの多くが、「私の爪の形、生まれつき変なんですよ」と言います。そう言うみなさんのほとんどが、爪を短く切っています。そして、「家族もみな同じような爪をしているので遺伝なんです」とあきらめています。

 

でも、あきらめないでください。安心してください。今、あなたの爪がどのような状態だったとしても、今から爪は変えられます。

本書編集部で育爪体験したところ、たった2ヵ月で美爪に!

あなたが今の爪をつくり出している思い込みを変えれば、理想の爪を手に入れることができます。

手の爪を俯瞰すると、爪の先端部分は白く、爪の下の皮膚とくっついている部分はピンクになっています。

 

白い部分とピンクの部分の境目のことを「黄線(おうせん)」と言います。黄線が爪先へ移動し、ピンク部分が長いほうが、爪は美しく見えます。そして、ピンクの部分は、実は誰でも指の先端まで長く伸ばすことができるのです。

素の爪をきれいな「美爪」に育てていくステップは、①紙やすりでアークスクエアに整える②オイルと水を乳化させて保湿する③爪を当てない指使いをする、この3つです。