首都圏でチェーン展開している書店「有隣堂」。この社名がふと気になって調べてみたところ、『論語』が由来であるとを知りました。よく行くわりに不勉強で恐縮の極みですが、「あなたの隣にいつも有る便利な本屋だよ!」的な意味かと思いこんでいたのでした。「子曰、徳不孤、必有鄰」、つまり「信念を持ち良い行いをしていれば、孤立することはない。必ず理解してくれる人が現れ、助けてくれる」という意味。同社の経営方針でもあるとのことで、なるほどなあ、自分もそうありたいものだなあといたく共感したのでした。『論語』はかつて読んだときに「校長先生のあの訓話、これが元ネタだったのか!」的な印象しか持てず「有鄰」の文言もきれいさっぱり忘れていたのですが、これを機に再読したくなりました。引っ越して1年以上、いまだ片付いていない書斎から発掘できるかどうかが問題ですが……。
それでは今週の占いをお届けします。
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