レジ袋有料化に伴ってマイバッグを持ち歩くようになった筆者ですが、袋詰めの際に困ってしまうことがあります。例えば、手持ちのバッグと買ったものの内容量が合わないとき。キャベツを買ったら牛乳パックが入らず、どちらかを素手で持って帰ることも。混雑するレジで袋詰めにてこずり、背後のお客さんの気配に焦りまくるのはもはや日常茶飯事です。

もっとスマートにエコライフを過ごせないものか……と悩ましく思っていたところ、山田悦子さんの著書『京都の風呂敷屋さんが教える 一生使える! ふろしきの結び方・包み方50』に、その解決策が! 1枚の布だからこそ、入れるものに合わせて形を変えてサッと持ち運びできるふろしきは、まさに今の時代にピッタリのマイバッグだったのです。ふろしきのプロが伝授する、今日から使える簡単ふろしきバッグの作り方を、本書から特別に抜粋してご紹介します!
 

■しずくバッグ

 

一番かんたんなバッグです。可愛いらしいしずくの形にしましょう。
左右のひとつ結びの位置がポイントです。

 

【結び方・包み方】
(使用したふろしき:約100cm)


1. ふろしきの表が上になるように広げる

 

2. 三角に折り、左右の角をそれぞれひとつ結びする

 

3. 外表になるようにひっくり返す(左右の結び目は内側に入る)

 

4. 上部の先端で真結びして完成

 


しずく形の可愛いバッグは、その日の気分に合わせて、ふろしきの色・柄を選んだり、洋服とのコーディネートを楽しむのもいいですね。