私の大切な友人が少し前に旅立ちました。

あまり個人的すぎる話はここでは語るまい・・・と思っていましたが、生前よりブログでもご紹介したいと思って女性のおひとりです。

お姉さんのように慕っていた金川ゆかりさん。美しくおしゃれな女性でした。

お付き合いは何と私が20歳の頃から。その頃地元の熊本のagnes.b で働いていた私の前に、まるでパリのエスプリを纏ったかのような素敵な女性が目の前に現れ、あまりにも美しく、着こなしからその佇まいで素敵すぎて、猛アタックで話しかけたのが始まりでした。

姉のように慕い、お洒落だけじゃなく、遊びや美味しいもの、お酒もたくさんご一緒したり、彼女のセンスは学びどころが満載。

花で例えると「白百合」。華やかさだけでなく、いつも滲み出る優しい笑顔や気品ある佇まいは、頑張ってできるものでなく、彼女だけがその星の元に生まれたような存在にも感じました。

 
白百合の如く、ノーブルな美しい白の上級スタイルもお手のもの。

帰省がてら、お会いしたいと思い連絡したら、入院しているとのこと。その時はお見舞いを断られ、なかなか会うことが叶わず数年の歳月が流れ・・・やっとお会いできたのが10年ほど前。体調が戻ったということを聞き、安堵していましたが、入院した時から既に末期癌との闘いが続いていたことを知ったのは、亡くなったつい最近のことでした。今思えば、面会もきっと闘病中の姿を見せたくなかったというが大きかったのでしょう。

絶対、癌を克服する、負けないという強い気持ちが、末期という状況を覆し、それから10年という歳月を超えることができたのはまさに奇跡。奇しくもお嬢さんが20歳という節目の年を迎え、彼女の成人をしっかり見守り旅立ちました。

お会いしても苦しさのひとかけらも見せず、周囲に優しさと気配りを絶やさず、本当の強さを教えてくれた女性。今振り返っても、彼女に対する思いは敬愛の一言に尽きます。

直島にある草間彌生さんのアートを背景に、赤のカーディガンに白ワンピが映える一枚。
生前にはナンタケットバスケット作りも挑み、プロ並みの出来栄え!
晩年は話題の生かしたグレーヘアーに。ありのままの自分を大切にしていた女性でした。
ノーブルなスタイルからカジュアルまで幅広くファッションを楽しんでいたゆかりさん。それを見れなくなった今、とても寂しい。

亡くなる1ヶ月前まで彼女のインスタはいつも素敵な装いと美味しいものに溢れ、最後の最後まで人生を楽しむこと、諦めないこと、笑顔を絶やさないこと、そして価値ある人生とは何かを身をもって教えてくれた唯一無二の友人。

そんな彼女が、私のブログが好きだと言ってくれました。本当は生前に彼女のことを伝えたかった思いです。

今も片時も忘れることできず、寂しさのあまり気持ちが張り裂けそうになりますが、出会えたことに心から感謝しています。

大好きゆかりさん、ありがとう!

お会いするのが最後となってしまった写真。大好きなメンバーでの楽しいひと時でした。右上は、お姉様の久保まゆみさん。Junのクリエイティブディレクターを務めており、数々の誌面でもご活躍中。熊本きっての美人姉妹として有名。