8月に発売された石けんオフシリーズ最新刊『肌がきれいになる 石けんオフメイク&知的スキンケア』(文藝春秋)。前作に引き続き表紙を飾っているのは、女優で、石けんオフメイク研究会メンバーでもある安達祐実さん。
本の編集も手がけた美容エディターの大塚真里さんとの対談で、驚くほど肌の持つ力が向上したことを明かしてくれました。

 
 


石けんオフメイクを始めて1週間ぐらいで効果を実感

美容エディターの大塚真里さん(右)。数々の美容誌、書籍編集を手掛ける。『肌がきれいになる 石けんオフメイク』シリーズの企画、編集を担当。揺らぎやすかった安達さんの肌を立て直し、安達さんから絶大な信頼を得ている。

安達祐実さん(以下、安達):石けんオフシリーズの最新刊が出てとても嬉しいです。今回は本のサイズが大きくなって、読んだときの充実感が増していました。

大塚真里さん(以下、大塚):石けんオフメイクのファンの方とはインスタで交流があるのですが、本の内容はもちろんのこと写真が綺麗で癒されるそうで、毎日写真集のように眺めてくれている方もいらっしゃいました。そういう感想を受けて、今回はサイズを大きくしたんです。

 

安達:私もこの本のメイクの雰囲気はすごく好きで。やはり成分がナチュラルで軽い着け心地だからなのか、シックなメイクも軽やかな仕上がりになるな、と。とくにヴァントルテのメイクは、くすみピンクベースで落ち着きがあるんだけど柔らかい空気感で、個人的にとても気に入っています。

 

大塚:安達さんは石けんオフメイクと出合って、クレンジングをやめて石けんでのメイクオフを始められたわけですが、どれくらいで変化を感じられました?

安達:けっこう早くて、1週間ぐらいで「あれ?」と思い始めたんですよ。
仕事柄、メイクさんによって使うアイテムが違うので、常に石けんオフメイクができるわけではないんですけど、プライベートでは石けんオフできるオンリーミネラルを愛用していて、クレンジングも石けんオフを続けています。おかげでみずみずしい肌が保てるようになったと思いますね。

大塚:もう石けんオフメイクも3年近くになりますよね。最近の肌の調子はいかがですか?

安達:クレンジング回数が減ったからか、肌の調子は本当に良くなりましたね。
安定してきた、という感じです。前はちょっとしたことで揺らいでしまう敏感肌だったんですけど、最近はちょっと無理をしても「まあ大丈夫かな」と思える。肌自体の力がついてきたな、ということを確かに感じています。なので、最近は石けんオフメイクに頼るというよりも、メイクのひとつのカテゴリーとして「楽しむ」という感じに変わってきました!

大塚:コロナ禍の中、メイクやクレンジングのケアが変わったという女性が増えています。安達さんは何か変化がありました?

今回のベースメイクはエトヴォス、そしてミMiMCのミネラルリキッドリーファンデーションで。 アイメイクはエトヴォス、リップとチークはオンリーミネラルで、石けんオフメイクです。

安達:もともとすごくズボラな人間なので、ケアの手数を増やすということができなくてあまり変わっていないんです(笑)。
でも、やはり外出の機会が減った分、肌への刺激も少なくて安定しやすかったな、という印象はあります。自粛期間中は撮影もストップしていたので、自分の肌に合ったものだけを使うことができて。肌にすごく休息をあげることができたな、と感じています。

大塚:石けんオフの撮影をきっかけにスキンケアにも興味を持つようになった……と伺っていますが、私自身安達さんの肌をこの3年間、拝見している中で、最近肌にツヤと厚みが出て、本当にきれいになられたな、と、感じています。最近はスキンケアアイテムは何を使われているんですか?

安達:最近はドクターズコスメに関心があって、自粛中は皮フ科で手に入れたゼオスキンの基礎化粧品を使ってみました。

大塚:さすが!そのブランドは今、美容に詳しい人たちの間でも話題です。

安達:スースーとした感触なので、正直、最初は「大丈夫かな?」と思ったんですよ。でも全くいらぬ心配で、使い続けていると肌が滑らかになりました。とにかく肌が荒れることが少なくなりましたね。
私の肌って代謝が悪くて、ニキビができても芯が詰まったまま新しい皮膚ができて覆っちゃうような肌だと指摘されたんですよ。それで今はゼオスキンで代謝の改善をはかっている、というわけです。


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