タイに移住していたことと彼氏がいることを母に告げた私。ダイチくんの写真を見せるつもりが勝手にユウくんの写真も見られてしまい…「あなたに合うのはこの子」と言われ、指図されてように感じてさらに拒絶反応が!!
そんな中、ダイチくんに電話してみると…

 

ダメな男とばかり付き合ってしまう人は「ダメンズウォーカー」、付き合う人がみんなダメになってしまう人は「サゲマン」と言われますが、私は完全に後者でした。

付き合う人がことごとく、バイトを辞め、仕事を辞め、大学を辞め…そして別れた後、行方不明になったり、ストーカーになったり…。当時は何故いつもそうなってしまうのか自分でも全くわかっていなかったのですが、今ならわかります。

嫌なら辞めればいい。
今の状況に納得出来ていないなら変えればいい。
やりたいことがあるならやればいい。
自分を活かせる仕事に挑戦すればいい。

そう言って彼の夢や希望を全力で応援してしまうからです。
一見、良い彼女に聞こえるかもしれませんが、その「応援」が彼のやる気やスピードを軽く超えてしまうからいけないんですよね。

そうなるのが怖くて、ダイチくんの「カメラマンになりたい」という夢にも極力関わらないようにと思っていました。それでもこうして私と比べ落ち込んでいってしまった姿を見て、自分には人をダメにしてしまうオーラでも出ているんじゃないかと本気で思いましたが、今、隣にいる夫は、どんなに応援しても決して超えられない程どんどん夢や目標に向かって突き進んで行くので、私のほうが付いて行くのに必死です(笑)

 

 

▼横にスワイプしてください▼

文・漫画/久保木亜紀