展示会は大盛況のうちに幕を閉じたものの、最終日に来てくれると言ってくれていたダイチくんは現れず…。それどころかまた既読無視。流石にここまでくれば彼が私を大事に思っていないことは明白。落ち込む私に追い打ちをかけるようにアサミからも追い詰められ…。

 

母から結婚について言われ始めたのは28,9歳くらいのときでしょうか。それまでは思うがままに仕事と恋愛を楽しんでいたので、急に付き合う相手についてあーだこーだ言われ始め、本当に困惑しました。

ちゃんとした人を選ばないと親に反対される。そう思っていたので、30代になってからは相手の条件を気にするようになり、なかなか彼氏ができませんでした。

それなのに、ユウくんなら良いって…なんで!?意味わからない!

「また母に指図された」そう感じ、さらに「ユウくんとは絶対にない!」と心に決めたのでした…。

 

 

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文・漫画/久保木亜紀