人はついつい自分と他人を比べてしまうもの。でもそれは、自分を不幸にする行為。どうしたらやめられるのでしょうか? 大ヒット本『ストレスフリー超大全』の著者で、YouTube動画『樺チャンネル』も大人気の精神科医・樺沢紫苑先生は、「比べるなら過去の自分と」と説いています!


にょりーたさんからの質問

Q. 他人を羨む気持ちが強い自分に疲れます。どうしたらやめられるのでしょうか?


職場などで、少し離れたところで人が楽しそうに話をしているのを見かけるだけで羨ましくて落ち込みます。また他人の幸せ(たとえば結婚、出産)を心から喜べず落ち込みます。さらには、一人でいるときは他人のことで頭がいっぱいになり、言われてもないことを言われた想像までして落ち込んだりイライラします。そんな意味のないことをしている自分にがっかりして……という負のスパイラルに入ることが多々あります。自分も十分幸せなはずなのに、自分で勝手に他人の呪縛を作ってしまいます。どうしたら他人で頭がいっぱいになる自分とさよならできるのでしょうか?(38歳)
 

 

精神科医・樺沢紫苑先生の回答

A. 他人と比較するのではなく、過去の自分と比較しましょう。


他人と自分を比較すると、確実に不幸になります。自分より上の人というのは必ずいるわけですから。自分より美人、自分よりお金持ち、自分より若い……。日本人は人と比較する傾向が強いですが、私は常々、この「上には上がいる」という当たり前の事実に気付いてほしいと思っています。

では他人と比較しなくするためにはどうしたらいいか。簡単です、過去の自分と比較すれば良いのです。たとえば、「1年前より給料が増えている」とか「仕事の効率が良くなって少し早く帰れるようになっている」とか。1年前と比べれば、誰しも何かしら成長しているものですから。もしわずかな昇給しかなかったとしても、その成長を実感できれば、「じゃあもっと頑張ろう」とやる気が沸いてきます。自分との比較は、成長の糧にできるのです。

 
  • 1
  • 2