ポルコさんからの質問
Q.
いろんなことが上手くいかない。自分のまわりの気の流れを変えるには?

最近、仕事も恋愛も 生活も 上手くいきません。気分転換に 美容院やマッサージに行ったり映画を見たりしますが、お金がかかることなので 続けていくことはできません。友人に頼るのも 限度があるし……。何か自分の周りの気の流れのようなものを変えるには どうしたらいいですか?

尼僧 掬池 友絢さんの回答
A.
上手くいかない時期にも意味がある。そのままの自分を受け入れましょう

人間誰しも、上手くいかない時期というのはあるものです。
浄土宗の開祖であり、「南無阿弥陀仏」を唱えれば誰でも極楽浄土に行けるという教えを広めたことでも有名な法然上人は、こんな詠を残しているんですね。

池の水 人の心に 似たりけり 濁り澄むこと 定めなければ

「池の水と人の心は似ている、時によって濁ったり澄んだりするものだ……」という意味です。

人の心とは、いい時期も悪い時期もあるのが当たり前。移ろいやすいものなのです。焦って濁りを取ろうとせずとも、ありのままのそのままの自分をうけいれて、ゆっくりそういう時期を過ごしてみてはいかがでしょうか。

たとえば、そんな時期を経験することで、ボルコさんはこれまでよりも上手くいっていない人の気持ちが分かるようになるかもしれません。
もしくは、自分はどういうことをすれば気分転換ができるのか、その方法を見つけることができるかもしれません。

光があって陰がある――。私たちの人生とは、そういうものなのです。

いかがですか?
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PROFILE
  • 掬池 友絢さん1975年生まれ。浄土宗僧侶。ILAB(国際仏教婦人会)役員。静岡県三島市にある蓮馨寺に所属。会社員として働く一方で、仏教の良さを伝え広めるべく様々な活動に取り組んでいる。蓮馨寺で「お念仏の会」や「お寺BBQ」といったコミュニティ活動をおこなう他、月に1回、寺子屋ブッダの「友絢さんとお茶を飲む会」で女性向けお話し会の講師も務めている。著書に『泣きたいときには泣いていい』(講談社)がある。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る