自分の性格について周囲に指摘され、しかもまったく自覚がなかったら、正直かなり凹みますよね。直せるものなら直したいけれど、そもそも性格って、大人になってからでも直したり変えたりできるものなんでしょうか……? 大ヒット本『ストレスフリー超大全』の著者で、YouTube動画『樺チャンネル』も大人気の精神科医・樺沢紫苑先生は、むしろ「欠点を直すことはあまり意味がない」と説いています!

 


ミィミさんからの質問

Q. 周囲から「性格がきつい」と言われました。50代で性格って変えられるのでしょうか?


50代前半の未婚女性です。あるプロジェクトで名古屋に転勤して約一年。取引先から「やりにくい」との低評価を受け凹んでいます。もともとコンサルタントをしていたのでコミュ力はあるつもりでしたが、同僚から「性格がきつい、頑固、コミュニケーション能力に難あり」と言われてしまいました。どう改善していいのか、ほとほと困っています。自分なりに電話やメール対応には最善の配慮もしているつもりですが、50代、今さら性格って変えられるんでしょうか? 性格の変え方をググっている自分も情けなくなって……。いいアドバイスいただけると幸いです。(52歳)
 

精神科医・樺沢紫苑先生の回答

A. 好かれるのは短所のない人ではなく、特化した長所が一つある人です。


まずは、ミィミさんは今のままで良いんじゃないでしょうか、と申し上げたいと思います。人は誰しも長所と短所があります。ほとんどの人は短所のほうが気になって「直したい」と考えます。たしかに性格を変えることは不可能ではありませんが、想像を絶するエネルギーがいります。また、仮に頑張って直すことができたとしても、今度は他の短所が気になり始めるものです。美容整形で目を直したら鼻が気になり始め、鼻を直したらフェイスラインが気になり始める、というように……。一つの短所を直せば完璧になるという人はいませんから、短所の克服というのはあまり意味がない行為なのです。

 
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